さらに攻めるライブ後半戦
斎藤がキャンドルの炎を吹き消したのを合図に、ライブは後半へ。鈴木のドラムソロからセッションに突入、そのまま『マイノリティ・リポート』になだれ込む。
全体が白いライトに照らし出されると、3人がステージではなく、ライブハウスのフロアで演奏していることがわかる。
さらに『10% roll, 10% romance』『Catch up, latency』とシングル曲を続け、ライブは一気にクライマックスへと突き進む。
『crazy birthday』では、田淵のアクションが爆発。カメラから見切れるほど動き回り、寝転んでしまう田淵を見て、斎藤、鈴木も思わず笑みがこぼれる。緊張感と高揚感に溢れまくったアンサンブル、現場の圧倒的な楽しさと熱量がダイレクトに伝わってくる。
狂乱歓喜のステージから一転、ラストは壮大なスケール感のポップナンバー『オーケストラを観にいこう』。ストリングスとともに切なさと解放感を併せ持ったメロディが鳴り響き、ライブはエンディングを迎えた。
コメント欄に大量の「アンコール!」の文字が並ぶなか、再び画面が明るくなり、「おまけ!」(斎藤)の一言から前回の配信ライブでも演奏された『Phantom Joke』。気合いの入ったボーカルを響かせ、2度目の配信ライブを締めくくった。
この日、新曲『世界はファンシー』のMVを公開したUNISON SQUARE GARDEN。9月19日には、ユニゾンとつながりのある仲間達とともに生配信ライブ「UNISON SQUARE GARDEN presents『fun time HOLIDAY ONLINE』」の開催も決定。
初のオンラインイベント、そして、待望のニューアルバム『Patrick Vegee』(9月30日リリース)のリリースと続く今後のアクションにもぜひ注目してほしい。