『滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie』 ©2020「滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie」製作委員会

5位『滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie』

『滝沢歌舞伎』は先週3位から5位に。公開2週目の本作、累計は興収10億円を突破しています。

2006年3月に『滝沢演舞城』として上演されて以来、18年6月までに通算705公演を数えた滝沢秀明主演の『滝沢歌舞伎』を映画化。2019年からは滝沢が演出を手掛け、Snow Manがメインキャストを務める『滝沢歌舞伎ZERO』へと進化を遂げました。

舞台で繰り広げるアクションやダンス、ロケ収録による映像を融合させながら、新橋演舞場で開催した無観客公演をスクリーンで楽しめます。

4位『天外者』

『天外者』 ©2020 「五代友厚」製作委員会

三浦春馬主演で伝説の実業家・五代友厚の半生描く『天外者(てんがらもん)』は初登場4位にランクイン。

幕末から明治初期、現在の商都大阪の基礎を作り上げ、“東の渋沢栄一、西の五代友厚”と称された五代友厚の人生を、『利休にたずねよ』『海難1890』の脚本・小松江里子と監督・田中光敏の名タッグが描きます。共演は三浦翔平、西川貴教、森永悠希ほか。

江戸時代末期、日本はペリー来航に大きく揺れていた。そんな中、後に五代友厚となる五代才助は敏感にも新たな時代の到来を察知していた。そして、多くの侍に狙われ、国内の内輪揉めよりも世界に目を向けていた。そんなある日、才助は遊女のはると出会い……

3位『STAND BY ME ドラえもん2』

『STAND BY ME ドラえもん2』 ©Fujiko Pro / 2020 STAND BY ME Doraemon 2 Film Partners

『STAND BY ME ドラえもん2』は先週2位から3位に。公開4週目に入り累計は興収17億円を突破しています。

原作漫画でも名作として名高い“おばあちゃんのおもいで”をベースにオリジナル要素を加えて再構築し、さらに前作で描かれた、のび太としずかの結婚をめぐる物語の続きも描かれます。監督は前作に引き続き、山崎貴と八木竜一。

ある日、ドラえもんとのび太は、今は亡きおばあちゃんが繕ってくれたくまのぬいぐるみを見つける。のび太はおばあちゃんに会いたくなり、タイムマシンで過去に。そこでおばあちゃんに、のび太のお嫁さんを見たい、と言われたのび太とドラえもんは未来へ飛ぶ。

2位『新解釈・三國志』

『新解釈・三國志』 ©2020「新解釈・三國志」製作委員会

『三國志』を“新たな解釈”で描く完全オリジナル映画『新解釈・三國志』は初登場3位に。

土日2日間では動員42万3000人、興収5億9300万円を記録。また初日から3日間の累計は動員55万人、興収7億7000万円をあげるヒットスタートを切りました。

福田雄一が脚本・監督を務める本作には、主演の大泉洋をはじめ、賀来賢人、橋本環奈、ムロツヨシら福田組オールスターキャストが集結。さらにストーリーテラーとして作品を盛り上げる語り部役を西田敏行。主題歌は福山雅治が担当しています。

今から1800年前、中国統一に燃える魏・蜀・呉の三国が戦いを繰り広げていた。怯える民のために立ち上がったのは、のちに英雄と讃えられる蜀の劉備。彼は呉と手を組み、3万の軍を率いて圧倒的な兵力差のある80万の魏軍と“赤壁の戦い”を繰り広げる。

1位『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』

『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』 ©吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

『鬼滅の刃』は、土日2日間で動員65万5000人、興収9億3900万円をあげて9週連続首位に。

12日(土)から第3弾の入場者特典“来場御礼スペシャルブック”の配布が行われた効果で、前週比は動員41%、興収43%アップの好調ぶり。

さらに12月26日(土)からは全国82館でMX4D、4DXの上映もスタート。それに合わせて入場者特典第4弾“無限列車切符風アクリルキーホルダー”の配布も発表されており、さらなる動員増が見込まれます。

公開59日間の累計は動員2253万人、興収302億円を突破しており、歴代興収1位の『千と千尋の神隠し』(308億円)に迫りつつあります。

アニメ最終話に続く舞台“無限列車”で繰り広げられる炭治郎やその仲間たちと鬼の攻防戦を描く本作。TVアニメ版から続投の花江夏樹、鬼頭明里、下野紘、平川大輔ら豪華声優陣が出演。監督も引き続き、外崎春雄が務めています。

蝶屋敷での修業を終えた炭治郎、善逸、伊之助。彼ら一行は禰豆子を連れ、短期間に40人以上が行方不明になっているという“無限列車”に到着する。そこで、鬼殺隊最強の剣士“柱”のひとり煉獄杏寿郎と合流した炭治郎らは、無限列車に巣くう鬼に立ち向かう。

全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ 12/12-12/13)

1位『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』
2位『新解釈・三國志』
3位『STAND BY ME ドラえもん2』
4位『天外者』
5位『滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie』
6位『劇場版 Fate/Grand Order -神聖円卓領域キャメロット- 前編 Wandering; Agateram』
7位『サイレント・トーキョー』
8位『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』
9位『魔女がいっぱい』
10位『羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来』

今週末は『劇場版 仮面ライダーゼロワン REAL×TIME』『電車を止めるな!~のろいの6.4km~』『日本独立』『ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!』『約束のネバーランド』『私をくいとめて』『ワンダーウーマン 1984』などが封切られます。

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