4.

回り込んで「そうだそうだ!」と同調する

面倒なのでここは言われるや否や重役の隣に回り込み、「そうだそうだ!飛び降りろ!」と囃し立てる側につきましょう。何もない空間に向かって「窓から飛び降りろ!」と騒ぐ頭のおかしい二人組という構図になりますが、それでも実際に居る誰かに向かって言うよりは100倍マシでしょう。

 

 

 

 

5.

みんなで一気に行こうとしてつかえる

飛び降りろと言われた際にはなるべく一人ではなく、大勢でこぞって窓に押し寄せるようにしましょう。同時に複数人が群がることで窓がつかえて誰も飛び降りられなくなり、ダメながらかわいい部下という強い印象が与えられるはずです。

 

 

 

 

6.

飛び降りたあと・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

デロリアンに乗って浮上する

言われたとおりに本当に飛び降り、重役が「ハッハッハ、飛び降りやがった」と窓に近付いてきたタイミングでデロリアンに仁王立ちしたまま浮上しましょう。重役が驚いた隙にデロリアン特有の上に開くドアで一撃を食らわせられれば言うことはありません。気絶から覚める前に逃げましょう。

 

 

 

いかがでしたか? 会社の社長やその他重役に「飛び降りろ」と言われたらなんだか飛び降りなければならないような気がしてしまいますが、以上のような手段を使えば実は飛び降りずに済むケースがほとんどなのです。

いつも言われるがままに飛び降りてしまう…というような気弱な会社員の皆さんは是非これらの方法を使って自分の身を守るようにしましょう。ただし、あまりに頻繁に「飛び降りろ」と言われる場合は、うまく誤魔化すよりも転職を考えたほうが良いかもしれません。

大学を中退して成り行きで専門学校を卒業し、ろくに就職もせずにオモコロというサイトで出鱈目な記事を書き続けて数年、分かったのは人はインターネット上で存在感が増すほど社会的にゴミに近付いていくということでした。

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