5位『ノマドランド』

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第93回アカデミー賞で作品賞、監督賞、主演女優賞を受賞した『ノマドランド』が、公開6週目で圏外から大きく順位をあげてランクインです。

監督は、クロエ・ジャオ。出演は本作で3度目の主演女優賞を獲得したフランシス・マクドーマンドほか。

リーマンショックによる企業倒産の影響で、長年住み慣れたネバダ州の住居を追われた60代の女性ファーン。すべてを失った彼女は、遊牧民としてキャンピングカーを住処とする車上生活者になることを決意。過酷な季節労働をしながら、彼女は日々を懸命に生きる。

4位『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』

『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』 ©吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

公開29週目に入った『鬼滅の刃』は、先週6位からランクアップ。

累計では動員2887万人、興収398.8億円を突破しており、興収400億円、目前。

また、4月23日からは北米1600館で公開され2位にランクイン。公開2週目(4月30日から5月2日)の北米興収ランキングでは首位を獲得しました。日本映画がトップになるのは『劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲』以来22年ぶりの快挙です。

アニメ最終話に続く舞台“無限列車”で繰り広げられる炭治郎やその仲間たちと鬼の攻防戦を描く本作。TVアニメ版から続投の花江夏樹、鬼頭明里、下野紘、平川大輔ら豪華声優陣が出演。監督も引き続き、外崎春雄が務めています。

3位『シン・エヴァンゲリオン劇場版』

『シン・エヴァンゲリオン劇場版』 ©カラー

公開8週目に入った『シン・エヴァンゲリオン劇場版』は先週と変わらず。

累計は動員542万人、興収82億8200万円を突破しました。

本作は、エヴァの生みの親である庵野秀明が総監督を、鶴巻和哉、中山勝一、前田真宏が監督を務めました。声の出演は緒方恵美、林原めぐみ、宮村優子ほか。

2位『るろうに剣心 最終章 The Final』

『るろうに剣心 最終章 The Final』 ©和月伸宏/集英社 ©2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning」製作委員会

『るろうに剣心』も先週と変わらず。公開2週目の土日2日間では、動員24万2000人、興収3億1700万円をあげており、累計は動員147万人、興収20億円を突破です。

主演の佐藤健をはじめ、武井咲、青木崇高、蒼井優らこれまでの“るろ剣”オールスターが再集結。シリーズ最強の敵・縁役を新田真剣佑、かつての剣心の妻・巴役を有村架純が演じています。監督はシリーズすべてを手がけてきた大友啓史が務めました。

かつて“人斬り抜刀斎”として恐れられていた緋村剣心は、志々雄真実との死闘の末、逆刃の刀を置き、神谷道場で穏やかな生活を送っていた。しかしそんな平穏もつかの間、突如として何者かが東京を攻撃し始め、剣心と仲間たちも再び危険に晒されることになる。

1位『名探偵コナン 緋色の弾丸』

『名探偵コナン 緋色の弾丸』 ©2020 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会

『名探偵コナン 緋色の弾丸』は公開3週目も首位をキープ。

土日2日間で動員35万6000人、興収4億5200万円を記録し、5月5日(水・祝)までの累計は動員404万人、興収56億円を突破しました。

本作の監督は前作『~紺青の拳(フィスト)』も手掛けた永岡智佳。声の出演は高山みなみ、山崎和佳奈、小山力也、池田秀一らおなじみのメンバーに加えて、浜辺美波がスペシャルゲストとして参加しています。

世界最大のスポーツの祭典“ワールド・スポーツ・ゲームス”が東京で開催されることに。開会式にあわせて名だたる大会スポンサーが集うパーティー会場で、企業のトップが相次いで拉致される事件が発生。この一筋縄ではいかない事件の解決に、コナンが挑む。

全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)

1位『名探偵コナン 緋色の弾丸』
2位『るろうに剣心 最終章 The Final』
3位『シン・エヴァンゲリオン劇場版』
4位『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』
5位『ノマドランド』
6位『劇場版シグナル 長期未解決事件捜査班』
7位『モンスターハンター』
8位『花束みたいな恋をした』
9位『奥様は、取り扱い注意』
10位『BanG Dream! Episode of Roselia I:約束』