全国映画動員ランキング発表!(3/20-3/21)
興行通信社が3月20日(土)、21日(日)の全国映画動員ランキングを発表しました。綾瀬はるかと西島秀俊が共演する『奥様は、取り扱い注意』など新作が4本ランクインしています。
先週のTOP3『シン・エヴァンゲリオン劇場版』『ブレイブ ‐群青戦記‐』『花束みたいな恋をした』は何位になったのでしょうか?
10位『ミナリ』
第93回米アカデミー賞で、作品賞、監督賞、脚本賞など計6部門にノミネートされた『ミナリ』が初登場10位に。
サンダンス映画祭など世界の映画祭で観客賞を総なめした人間ドラマで、1980年代を舞台に、農業を営むためアメリカ南部のアーカンソー州へ移住してきた韓国人一家の姿が描かれる。
監督は米国映画メディアで“今年最高の監督10人”に選ばれた、リー・アイザック・チョン。TVドラマ『ウォーキング・デッド』のスティーヴン・ユァンらが出演している。
1980年代、韓国系移民のジェイコブら家族は農業で成功するため、アーカンソー州へ移住する。妻・モニカが荒れた土地に辟易とする一方、長女アンと弟デビッドは新しい土地に活路を見出していく。そんな矢先、彼らは思いがけない窮地に追い込まれてしまう。
9位『ラーヤと龍の王国』
ディズニー・アニメーションによる冒険ファンタジーです。本作は、劇場公開と同時にDisney+でも配信されています。
邪悪な魔物によって脅かされた龍の王国を舞台に、聖なる龍の力が宿るという石を守る一族に生まれた少女が世界を救うため旅に出る姿を描きます。
声の出演はケリー・マリー・トラン、ダニエル・デイ・キム、オークワフィナほか。日本語吹替版は吉川愛、森川智之、高乃麗らが務めています。監督はドン・ホール、カルロス・ロペス・エストラーダ。
龍の王国“クマンドラ”ではかつて聖なる龍に守られ人々は平和に暮らしていた。だが、邪悪な魔物が現れたことですべての龍が犠牲となり、人々は信じる心を失った。500年後、龍の石の守護者の娘・ラーヤは、世界を救う鍵となる“最後の龍”を探す旅に出る。
8位『名探偵コナン 緋色の不在証明』
TVアニメ『名探偵コナン』に登場する謎めいた“赤井一家”に焦点を当てた特別総集編です。
江戸川コナンの声を担当する高山みなみによるナレーション収録や、音響も新たに編集されました。声の出演は、高山みなみ、池田秀一、日高のりこほか。
“黒ずくめの組織”の手により、来葉峠で死亡したとされるFBI捜査官・赤井秀一。一方、彼の宿敵である安室透は、自宅が火事になったことで工藤新一の家に住む沖矢昂と、赤井秀一の関係性を疑っていた。そんな一連の真相には、江戸川コナンが関わっていて……
7位『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』
『鬼滅の刃』は公開23週目もTOP10入りを続けています。累計は動員2812万人、興収387億円を突破しました。
アニメ最終話に続く舞台“無限列車”で繰り広げられる炭治郎やその仲間たちと鬼の攻防戦を描く本作。TVアニメ版から続投の花江夏樹、鬼頭明里、下野紘、平川大輔ら豪華声優陣が出演。監督も引き続き、外崎春雄が務めています。
蝶屋敷での修業を終えた炭治郎、善逸、伊之助。彼ら一行は禰豆子を連れ、短期間に40人以上が行方不明になっているという“無限列車”に到着する。そこで、鬼殺隊最強の剣士“柱”のひとり煉獄杏寿郎と合流した炭治郎らは、無限列車に巣くう鬼に立ち向かう。
6位『花束みたいな恋をした』
公開8週目の『花束みたいな恋をした』は、累計が動員240万人、興収32億円を突破です。
脚本は『カルテット』などこれまで数多くのヒットドラマを手がけてきた坂元裕二、監督は『罪の声』『映画 ビリギャル』の土井裕泰監督。
同じ終電を逃したことから出会った、大学生の山音麦と八谷絹。好きな音楽や映画がほとんど一緒だったふたりは、瞬く間に恋に落ちて付き合い始める。大学を卒業後に同棲を始めたふたりは、環境の移り変わりに左右されないことを目標にしながら就職活動に励む。