今まで目にしたことが無かった「一蘭」のカップラーメン。
しかし、ついに2月に商品化され発売されました。
その他にも、有名店「すみれ」や「蒙古タンメン中本」などのラーメンも続々と登場しています。
今回は、有名店のカップラーメンと本家の味とを食べ比べてみました。
今まで一蘭が商品化されなかった理由
一蘭では今まで、インスタント麺などはありましたが、カップラーメンは発売されていませんでした。
その理由は、「満足のいく味わいのカップ麺を作ることができなかったから」です。
シンプルだからこそ、美味しさがわかりやすい一蘭のラーメンは、商品化するまでに何度もテストを繰り返したそうです。
いざ実食! 本家の味と比べよう
本家の一蘭のラーメンをプリントした、わかりやすいデザインになっていて、コンビニやドン・キホーテでも見つけやすいカップ麺になっています。
麺のプリントだけではなく、うつわも実際に店頭で使っている、おなじみのものを採用しているので、親近感の沸くデザインです。
一蘭はとんこつラーメンの聖地、博多出身のラーメン。
サラッと食べられる細麺と、臭みの無いとんこつスープが特徴的で女性にも人気の味わいです。
価格は強気の490円
製造所はカップ麺が有名なエースコックですが、販売元は一蘭です。
ただ監修しただけではなく、販売元として味にしっかり責任を持っているということがわかりますよね。
その分、妥協しない製造工程を経ているので、強気の490円という高価格で販売されています。
店頭で食べるよりは安いですが、他のカップ麺と比べると2~3倍ほどの値段設定になっています。
それでも売り切れ続出なので、一蘭の人気はすさまじいですね。
かやく無しで本家さながらの再現度
「ラーメン本来の味わいを楽しんで欲しい」と、かやくはあえて入れていないという、一蘭のカップラーメン。
さらにスープは、長年の研究によってたどりついた、粉末と液体を両方入れるというスタイルになっています。
2種類のスープの素を入れることによって、一蘭のサラッとしているけれど、深みのあるスープが完成するんです。
麺は店頭の一蘭のラーメンと同じく、細麺になっています。
こちらの麺もこだわりが詰まった、一蘭独自の特注ノンフライ麺となっています。
店頭で食べる麺はそうめんのような白さですが、カップラーメンの方は少し黄色っぽい印象がありました。
味付けはシンプルな豚骨味
液体と粉末のスープを入れたら、一蘭のカップラーメンが完成です。
スープに浮いた油の具合や、スープの色など、店頭に近いカップラーメンが出来上がり、見た目だけでもしばらく食べていなかった筆者は懐かしい気持ちになりました。
しかし、まだこれで終わらないのが一蘭のラーメンです。
一蘭のラーメンで忘れちゃいけないのが、真ん中にトッピングされた秘伝の赤いタレです。
こちらは最後に真ん中に乗せると、パッケージさながらの本格一蘭が楽しめます。
唐辛子がベースの辛いタレになるので、量は自分の好きな量を調節して食べてみてください。
筆者は、半分くらい投入して様子を見てみることにしました。
「赤い秘伝のタレ」を投入したら、スープと麺を混ぜて食べてみましょう。
いざ実食です。
店頭とのラーメンに少し違いはあるものの、かなり近い味付けになっていて、家で一蘭を食べている感覚にはなりました。
細麺が、とんこつスープや秘伝のタレをうまくからめとり、口の中で味わいが広がります。
筆者が気になったのは、スープが少し昆布のような風味がしたことです。
昆布の記載は見当たりませんでしたが、鼻を抜ける風味が印象的でした。
今回、実食レポートするためにドン・キホーテやコンビニなどいろいろな店舗を回りましたが、売り切れ続出だったので、気になる方は急いで購入してみましょう。