そうなんです。私が初めて『ピーターパン』の舞台に携わらせていただいた時のインディアンであり、2018年にとも(河西智美)が出演していた時のインディアンでもあった方です。2019年では、3人揃って共演しました。

これまでたくさんのミュージカル作品を通して、共演した方たちとは、作品中は連絡を取っても、作品が終わると連絡を取らなくなってしまう方もいて。それは当たり前のことでもあるんです。

でも、とものお相手の(小山)圭太くんは、舞台が終わっても定期的に連絡を取っているくらい、本当に仲良くさせてもらっている方で。なので、自分の友だちと友だちが結ばれたという感じで、この感覚は私にとっても初めてなんです。

私自身、身近な人から結婚報告を受けた経験は、数えるくらいしかないし、ましてや友だちと友だちが結婚するなんて、これから先もないんじゃないかと思うんです。

発表があった日はずっとソワソワしてしまって、“発表される”と考えただけで涙が出ちゃうくらい、気持ちがおかしくなっちゃって(笑)

ともは自分のファンクラブイベントで婚約を発表したんですが、そこで流すおめでとうメッセージの動画を撮影してほしいと、マネージャーさん経由で頼まれたんです。それで自宅で動画を撮影していたんですが…。

「とも、結婚おめでとう」っていうフレーズを言うだけで泣けてきちゃうんです。5回くらい撮り直しました。でも、やっぱり同じところで泣けてきちゃって。嬉しすぎてというか、いったい何なんだろう…、あの感情は!?

「河西智美」っていうワードだけで、すぐ泣けてくるんです。私の中に「河西智美ゾーン」っていう特別な場所があって、とものことを思ったりすると泣けてきちゃうんです。

特に、ともと同じ事務所に所属するようになったこの2年間は、一緒にいる時間があまりにも濃密だったからか、ともの話や思い出を振り返るだけで、過去の話でも泣けちゃって。

だから、先日の発表の記事も、「河西智美」でエゴサしまくって、出てくるニュースをすみからすみまで読みました(笑)。ニュースを見たらまた泣けてきて。。

彼がどういう人なのかも、共演してわかっていたから、ふたりが付き合い始めると聞いたときは、「すごくいいと思う!(ガッツポーズ)」みたいな感じでした。

--お祝いメッセージの動画は、結局、泣かずに撮れましたか?

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