■新店部門
食べ進むほどに煮干しを感じる 新しくてどこか懐かしい一杯
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★新店部門 1位★
麺座 かたぶつ
(めんざ かたぶつ/瀬戸)
TEL:0561-88-0039
岐阜県関市の名店『白神』出身の店主が、毎日打つ自家製麺と煮干しに特化した“煮干し系スープ”にこだわる店。その日の環境に合わせてつくる自家製麺は、ラーメン用、つけ麺用の2種類を用意し、極力添加物を使わず、小麦の味と香りを感じられるよう数種類の粉をブレンドしている。
スープは素材の持ち味を最大限に引き出せるよう、鶏ベースの動物系を強火で12時間煮込んだ後に、4種類の煮干しを2回に分けてさらに4時間煮込む。煮干しの特徴に合わせて使い分けることで、押し寄せるような強い煮干し感と濃厚なのに飲みやすい、新しくてどこか懐かしい味わいに仕上がっている。
営業:11:00~14:00、18:00~21:00
休業:水曜、第3木曜
席数:16席
住所:瀬戸市高根町1-45 ザ・プラスワンビル1F
アクセス:国道363号線「長根」交差点を南へ約100m
らーめん 700円
<麺>
香ばしくて甘い風味を感じる焙煎小麦をブレンドした麺。伸びにくく改良した麺は加水率を低くして歯切れのいいシコシコの食感に仕上げた。
<スープ>
鶏をベースに4種類の煮干しそれぞれのいいところを引き出したスープ。
「とことんイワシに」と、かえしにはカタクチイワシの魚醤を使用。
<選考委員's COMMENT>
「こちらのお店の登場によって、東海地区にも煮干しの波がやってきそう」(しょーろんぽー)
「修業先のDNAを色濃く受け継いだ超新星です」(Oi!ラーメン)
「煮干しが香るスープにツルツルな自家製麺とすべてにおいて高レベル」(sorata)
★こちらもオススメ!
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つけめん 750円
まずは1本そのまま食べて、麺そのものの味わいを楽しんで。
つけ汁には煮干し油を入れているため、より煮干しの風味を強く感じる。
大分の名店『宝来軒』の味を受け継ぐ すっきり飲み干せるトンコツラーメン
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★新店部門 2位★
麺屋 もりひろ
(めんや もりひろ/西高蔵)
TEL:052-682-3356
サラリーマンを中心に賑わうこちらは、大分県中津市の名店『宝来軒』から暖簾分けされた店。同じ九州でも“博多トンコツとはまったくの別物”というスープは、豚骨、牛骨、鶏ガラを強力な火力で一気に煮出すことで、余分な脂や臭みのないすっきりした味をつくり出している。
メニューは「ラーメン」と「焼豚ラーメン」。サイドメニューで「焼豚丼」なども。薄切りの焼豚はやさしい味付けで、しっかりとスープに浸して麺と絡めて食べるのがポイントだ。
営業:11:00~14:30、17:30~24:30(LO24:15)
休業:定休日なし
席数:8席
住所:名古屋市熱田区玉の井町1-1 ライオンズマンション熱田神宮公園1F
アクセス:地下鉄名城線西高蔵駅から徒歩5分
焼豚ラーメン 800円
<選考委員's COMMENT>
「九州出身の本格的なトンコツながら、クセもなく万人受けする優秀な一杯」(葵)
「すっきりとしているのに濃厚さも感じる一杯」(しょーろんぽー)
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焼豚丼 300円
刻みチャーシューとネギがどっさりのった甘辛の味付け。
ごはんの量は少なめなので、ラーメンとのセット(900円)がオススメ。
熟成させた塩かえしのまろやかな辛さとうまさを堪能
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★新店部門 3位★
ラーメン 月麺
(ラーメン げつめん/鶴里)
TEL:052-822-4605
はじめは両親が営む中華料理店の定休日に営業していた店が、今年の6月に正式オープン。らーめんと油そばをメインに、両親の時代のレシピをそのまま受け継いだ手羽先などの一品料理も揃う。
「特製らーめん」は鶏チャーシュー、煮たまご、のりがトッピングされた豪華版。うまみがたっぷりのモンゴルの岩塩と沖縄の海塩をブレンドした塩かえしを寝かせて熟成させることで、角の取れたまろやかな味に仕上げられている。鶏の胸肉を塩麹で漬け込んだ鶏チャーシューも絶品。
営業:11:30~14:00、18:00~21:00
休業:日曜
席数:11席
住所:名古屋市南区明円町7-1
アクセス:地下鉄桜通線鶴里駅から徒歩5分
特製らーめん(しお) 930円
<選考委員's COMMENT>
「うま味がやさしく舌を包み込み、魚介の風味がふわりと口に広がる」(toritatenin)
「現段階でもなかなかだけど伸びしろも大きい。2~3年後が楽しみ」(葵)
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油そば 620円
もっちりした食感の太麺に、鰹オイルの風味と甘酢のさっぱりとした味わい。麺は大盛り(1.5倍)でも同じ値段なのもうれしい。