今のような状況になるまでは、『ピーターパン』の現場がいつも夏なので、ピーターパンメンバーと必ず海に行って、バーベキューをしてました。でも今年も、そういうのは難しそうですし、私自身、夏のモノにあんまり興味がないというか…。
夏祭りも、水飴が食べたくて、誰かに誘われたら行くぐらいで。海も、ダイビング以外は海水浴も、花火も、あんまり興味がない!
でも、宣伝みたいになってしまうけど、夏の一番の楽しみは、やっぱり『ピーターパン』を観に行くことだったから。
--『ピーターパン』を初めて観たのはいつ頃ですか?
2012年だったかな。その時から、私の夏の定番といったら『ピーターパン』でした。(第17回)
初めて観た時は、ウェンディ役がダブルキャストで、その両方ともがAKBの後輩の子だったんです。ふたりとも仲がよかったので、その年は2回観に行きました。
1回目は、後ろの方の席だったんですが、あまりにも楽しくて! 妖精の粉がかかる前の方の席の子どもたちがうらやましくて、うらやましくて。
なので、2回目は粉がかかる席を取ってもらって観たのをすごく覚えてます。あの時は、自分にかかった妖精の粉を、ポケットに入れて大切に持ち帰りました(笑)
--ちょっと話はそれますが、そもそも佐江ちゃんが舞台やミュージカルなどのエンタテインメントに興味を持ったのはいつ頃ですか?
小学生の頃、嵐さんが大好きだったんです。嵐さんが好きだったことがきっかけになって、コンサートに行ったりしました。アイドルが出ていたミュージカルを初めて観たのも、小学生の時です。
でもその時は、演劇やエンタメ自体に興味を持っていたというよりも、“好きなアイドルが出ているから観に行きたい”っていう気持ちで行っていて。でもそれが、エンタメへの入り口だったんだと思います。
中学生になってからは、部活があまりにも忙しすぎて、自分の趣味や、行きたいコンサートや舞台にも行けなかったので、それ以降、エンタメの記憶はないんです。
それから時間が経って、2012年の『ピーターパン』を観て、それがきっかけになって、エンタテインメントを学びたくて、少しずつ舞台やミュージカルを観に行くようになったんです。
--なるほど。今、そのきっかけになった舞台に立てているのはすごい事ですね。
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