仲間の大切さを知る

ほとんどの戦隊ものは、ヒーローが仲間と共に力を合わせ、仲間と友情を深めながら悪者に立ち向かうというストーリーです。

そのため、遊びを通じて自然と仲間の大切さや友情を養うことができると保育士は言います。

戦隊ごっこで仲間の大切さを知り、それがみんなで力を合わせ成し遂げる運動会や音楽会、学芸会などで好影響が出ることも多いそうです。

育児にも活かせる

男の子はきちんと座り落ち着いて食事をしなかったり、片付けなどもちゃんとしない子が多いものです。

そんな時に戦隊ものが活かせる言葉があります。

「ヒーローのように強くなりたかったら、ご飯をちゃんと全部食べよう」

「ちゃんとお片付けをしなかったら、ヒーローにやっつけられちゃうぞ」

そんな日常的な声掛けが、男の子たちの心には響くようです。

その気になりやすい男の子であれば、率先してヒーローの格好をしながら片づけを始めたりする子もいると言いますから、ヒーローが与える子どもへの影響は強力だと言えます。

このように、ママ達からは敬遠されがちな「戦隊ごっこ」も、子どもにとっては良い影響があることが分かりました。

取り返しのつかないような危険行為をしようとしたり、大きなケガに発展しそうな場合にはストップを掛ける必要がありますが、乱暴な態度や言葉など、表面的な部分だけを見て頭ごなしに叱り辞めさせることはよくありません。

ルールを決めた上で自由にやらせ、静かに見守るくらいが良いのではないでしょうか。

わんぱくで動きまわり、想像もつかない行動をする男の子に悩むママは多いですが、男の子とはそういうものだと理解をし、受け入れることでイライラが和らぐと言われていますから、少し肩の力を抜き、男の子の戦隊ごっこも笑顔で見守ってみましょう。

男の子育児に頑張るママ達を応援しております。

ライター。不動産会社に10年ほど在籍し、賃貸営業、賃貸事務、売買仲介、売買仲介事務、不動産管理営業、不動産管理事務など幅広く経験。現在も不動産会社で勤務しており、おもに賃貸仲介をメインで活動中。好きな言葉は、「根拠のない自信はおおいに結構。それを裏づける努力をするべし」。二児の母でもある。