8月の『めざましテレビ』(毎週月~金曜朝5:25~8:00/フジテレビ系)マンスリーエンタメプレゼンターとして、朝から爽やかな笑顔を届けてくれた現在17歳、現役高校生の藤原大祐(ふじわら・たいゆ)。出演の際には毎回、Twitterのトレンドに名前があがるほど、話題を集めた。
芸能活動を始めてわずか2年だが、『おじさんはカワイイものがお好き。』(2020年/日本テレビ系)『恋する母たち』(2020年/TBS系)など、地上派のドラマに次々とレギュラー出演を果たし、現在もドラマ『推しの王子様』(毎週木曜夜10:00~/フジテレビ系)に出演中と、今、注目を集める期待の若手俳優。
エンタメプレゼンターでは物怖じしない堂々とした一面も見せ、ナレーションもスムーズにこなすなど、俳優だけにはとどまらないエンターテイナーとしてのポテンシャルの高さも証明した。
そんな藤原大祐とはどんな人物なのか? 最近の出演作の話を聞きながら、アナウンサーを夢みていた幼少期から、俳優を目指すことになったきっかけや、これからへの想いなどを聞いた。
めざましファミリーの皆さんが優しすぎる
――マンスリーエンタメプレゼンターには、どんな気持ちで臨んでいましたか?
朝の番組なので、普段よりも元気よく、観ている方が気持ち良く一日をスタートできるように心がけていました。
子どもの頃、アナウンサーになるのが夢だったので、アナウンサーの方々と一緒に朝の情報番組に出演できることがものすごく嬉しくて、本当に楽しんでいました。
――番組中、緊張しない、と言っていましたが、普段から緊張はしないのですか?
ほとんどしないです。
――失敗することを考えてしまうとかは?
失敗するイメージもあまり湧かないです。できないかも、という選択肢を自分の中で作りたくないんです。もしできないことがあれば、悔しいと感じてできるようになるために努力をします。
そうは言いつつ、リスク管理してしまう自分もいるんですけど(苦笑)。ただ最初からできないかも、とは思いたくないし、やってみたことがないことでも、「できる」と言って突っ込んでみるのが僕の性格です(笑)。小さい頃からそうですね。
――生放送中、事前に準備をしておいて、これは役立った、ということはありますか?
イメージトレーニングはしていました。あとは、生原稿読み用の原稿は、当日の朝、メイク中とかに来るんですけど、その時点で何度か練習をしていきました。そこは絶対にきちんとやりたかったので。
僕、活字があまり得意ではなくて、普段は本もほとんど読まないんですけど、声に出して文字を読むのは好きなんですよね(笑)。
――原稿読みを経験して、ナレーションや、声優などの声の仕事に興味が出ることはありませんか?
それは全然考えていませんでした。でも、声優さんってすごいな、と尊敬していて。僕が『めざましテレビ』でやらせていただいたナレーションは、基本的には淡々と読んで、強調するところだけを意識するとういうやり方ですけど、声優さんは表情や動作なしに、アニメーションに合わせて感情を表現するじゃないですか。それはすごい、って思うんです。
声だけに表現の幅が限定されるので難易度が高いから、今の僕にはまだ難しいかな、とは思いますが、挑戦してみたい、という気持ちはあります。
――エンタメプレゼンターをやってみて、印象に残っていることはありますか?
めざましファミリーの皆さんが優しすぎるということです。僕からするとテレビを通してずっと見てきた方々なので知ってる顔なんですけど、皆さんの方は僕のことが初めてなのに、1回目の放送のときから前から会っていたかのように接してくださって。すごく包容力があって、迎え入れてくださっている感覚がありました。お話もたくさんできました。
自分から言うのもどうかとは思うんですけど、僕、周りの大人の方からすると生意気なところがあるみたいで(苦笑)。そんな僕を受け入れてくれるどころか、むしろそのままの感じで来てよ、みたいな感じも伝わってきて、それがすごく嬉しかったです。