そうですね。興味を広げた方が、視野が広くなるし、いいこともあると思うんです。でも、特に「身の回りのこと」は、コンパクトにしていこうと思っています。

例えば服でいうと、量が多くなってしまって“誰かにあげられるかも”と、取って置いてあるものが、もう何年分も溜まっていて。

「誰かにあげれば?」とも言われるんですが、私の服って、個性的なものが多くて、サイズも大きかったりするんです。なので、着てもらえる人が限定されてしまって。

あげるにあげられなくて、結局、自分の手元に残ってしまう…、という感じで。“ありがとうございました”って、服に手を合わせて処分することもあるんです。そういうこともあるので、身の回りのことは、コンパクトにしていこうと思っていて。

「ミラチャイ☆」連載でも、「過去を振り返るのが好き」っていう話を、いっぱいしてきてますが、今回、データがなくなってしまっても、そんなにショックではなかった。やっぱり自分自身、以前とは変わりましたね。

以前とは変わってきた部分、執着しないようにしている自分の性格が、今回のデータ移行失敗で、活かされたんじゃないかなと感じました。

--前回の話では、画像はすべて古い携帯に残しているということでしたが、念のために、その画像もどこかへバックアップをとっておいた方がいいですね。海外旅行の思い出もあるでしょうし、起動していないと、バッテリーがダメになることもありますから。

なるほど、確かにそうですね。お仕事でどうしても使いたい画像が消えたりしたら、やっぱり一大事ですよね。

でも、ありがたいことに私の場合は、お仕事で使わなければいけないデータとか、必ず残さなきゃいけないデータというものがあまりなくて。お仕事で必要なアンケートも、書いたらすぐにマネージャーさんに送ってしまうから。

なので、お仕事の面では、マネージャーさんがバックアップをしてくれている存在といえますね(笑)

--なるほど。そうそう、佐江ちゃんの2022年のカレンダーが現在作成中と、マネージャーさんからお聞きしましたよ。

はい! そうなんです。先日、撮影をしたところですが、本当に楽しかったぁ。

--今回のカレンダーは、佐江ちゃんにとってとても特別で、新たな試みがあったのだとお聞きしました。ここから後半は、そのお話を詳しく聞かせていただけますか?

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