そうですね。カメラマンさんだけ、私が指名させていただいた方だったら、こういう作品はできないんだろうなというものを、作ってもらえた気がしています。
今回のカレンダー作りでは、自分が今までいかに何も知らずにやってきたかを、知ることができたと思っていて。“ひとつの作品を作るのに、こんなに時間をかけるんだ”とか、“自分の知らないところで、こんなやりとりをしていたんだ”とか。
今は、“これがやってみたい”という私の意思や、意見を通してくれる環境にも感謝していますし、この楽しみを知れたことが、本当に嬉しくて。
皆で同じ目標に向かってお仕事するって、すごく楽しい。私はこういうことがしたくて、今、お仕事をやっているんだって、感じることができました。
なので、今年の秋は、すごく気持ちよく過ごさせてもらっています(笑)
--何かを作り上げるという意味では、佐江ちゃんの卒業コンサートで、佐江ちゃん自身が演出に携わったときのことを思い出しますね。(第152回)
そう! 自分が手がけたものが形になる達成感を知っていたので、その感覚が好きなんです。自分が手がけたものが作品になって、誰かに評価してもらえることがすごく好きで。
ありがたいことに、酷評された経験がない分、自分がやったものはきっと、自分を好きでいてくれる人は、少なからず好んでくれるという自信はあるから。なので、ファンの方々に届けるものこそ、自分が手がけたいなって。
自分のことを好きな人たちのためにだったら、いくらでも自分の知恵はしぼって出していきたいなってすごく思っています。
カレンダーは、12月のクリスマスの頃には、皆さんのお手元にお届けできるように作成中です。カレンダーのほかにも、先日のオンライン・ファンミーティングで、皆と会話したときの意見をもとに、制作したグッズ的なものも考えています。
私からのちょっとした、クリスマスのギフトになったらいいな。「今年も皆、お疲れさま!」っていう気持ちで…、といっても、皆さんに買っていただかないといけないんですが(笑)
--これからはますます表現の幅が広がりそうですね。どういう表現をしたいのかというときに、カメラはこう撮ってもらって、衣装はこうで、とチームを作ったり、今回のように、相手方にチームを組んでもらったりができると、できる作品の幅も増しますね。
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[最終回]宮澤佐江「ミラチャイ☆」連載ー9年間のラスト。あのとき想像した未来の答え合わせ、これからの自分
あのとき想像していた未来の答え合わせと、舞台に立つ佐江ちゃんが今、感じている矛盾。その矛盾に向き合って導き出した、これからの自分の在り方とは? そして「ミラチャイ」と交わした最後の約束。2013年から続いた「ミラチャイ」連載のフィナーレです!
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[第59回]宮澤佐江、連載終了に向け9年間を振り返る「撮影では、より自然な私を」&ミュージカル『キングアーサー』出演決定で聞く【3】
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[第58回]宮澤佐江、連載終了に向け9年間を振り返る「いくつもの壁。ぶつかり、気づいた大切なこと」【2】
2013年にスタートした「ミラチャイ」連載。今回は、佐江ちゃんが9年間の連載期間を通して“自分はここが成長したな”と、思うことを話してくれました。アイドル卒業後、まもなくして立ちはだかった壁を乗り越えながら、次第に気づいたとても大切なこととは?
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[第56回]宮澤佐江、仕事・プライベートで訪れた旅での"出会い"と"出合い"(島根/小浜島 etc.)&「ミラチャイ☆」連載から大切なお知らせ
今回は、仕事やプライベートで訪れた旅のお話。昨年末に、お仕事で訪れた島根県。「初観戦ですっかりハマってしまった」という、Bリーグの素晴らしさを、自らもバスケ経験のある佐江ちゃんが、熱く語ってくれました。また、「ミラチャイ☆」連載から大切なお知らせがあります。