「ハコ」よりも「人」で選ぶ

塾を選ぶときは、大手の塾にするか、個人塾にするか、個別指導塾(家庭教師含む)にするか、主にこの3択になるかと思います。

どのタイプを選ぶにしても、決め手になるのは人(先生)ですし、目的達成の近道になるのも、間違いなく人(先生)です。

子どもに直接関わる、指導にあたる先生が子どもに合うかどうか。これを親がしっかりと見極める必要があります。

つまり、ハコ(塾の形態)は子どもに合うかという点では、塾を選ぶ際の一番の決定打にはなりません。

先生次第なので、塾はどのタイプを選んでも大して変わらないのです。

個人塾や個別指導塾(家庭教師含む)なら、指導にあたる先生はある程度限定されますから、子どもに合うか合わないかは見極めやすいでしょう。

難しいのは大手の塾。先生が何人もいるので、当たり外れがあります。

会社のように異動もあったりしますから、いいと思っていた先生が、いきなりいなくなるということもあります。

もし異動した先生が子どもにすごく合っていると思うのなら、できる限りその先生を異動先まで追いかけて通うくらいのほうが、合わない先生のもとで学ぶより、ずっと子どもにとってベストな選択になります。

優秀な先生や人気のある先生、実績のある先生が、我が子に合うとは限りません。

子どもに合う(結果を出せる)先生との出会いは、とても貴重です。