「◯◯だから」と決めつけない

きょうだいでも、その子によって性格が違いますよね。

例えば、いたずらっ子だったりやんちゃだったりすると「ダメでしょ」「何回言ったらわかるんだ」など、普段ママやパパが注意する回数も多いのではないでしょうか。

そういったことで「いつも◯◯するから」という先入観で決めつけられると、子どもはたちまち傷ついてしまいます。

これまでの出来事とケンカの原因はイコールにならないからです。

また「お姉ちゃん・お兄ちゃんだから我慢しなさい」と、上の子だからという理由で叱っても、子どもは納得いくはずがありません。

これは公平さに欠けるので、なるべくフラットにケンカの仲裁に入るようにしましょう。

子どもの気持ちに共感して今後に活かす

ケンカになると、2人とも興奮状態になるもの。例えば「一緒に読もう」と絵本を持って声をかけたものの、一方が「嫌だ」と断ったことで言い合いになったとします。

そんな時は、いら立っている子どもの気持ちに寄り添って「2人で読みたかったのね」「今はそんな気分じゃなかったんだね」と一人一人に共感しましょう。

すると子どもは、大好きなママ・パパが理解してくれたと感じ、ヒートアップしていた感情が徐々に穏やかになってくるのです。

そのため、どちらか一方の味方につくようなことは避けてくださいね。

「どうしてほしかったの?」と聞いて「急に怒らないで」「もっと気持ちをわかって」などとお互い言葉を交わすことで、今後に活かすよう持っていきましょう。