理想のパートナー、自分らしい結婚を選ぶためにするべきこと

新垣結衣さんが30歳前から「30代になるのが楽しみ」というのは、20代で相当な苦労があったからでしょう。

20代は若く美しい一方で、誇れるようなキャリアも経験も不足しがちなため不安を抱えることが多い時期です。しかし彼女の場合は多くの映画やドラマに出演し、そこから培ってきた人との関係も、成長の肥やしになったことでしょう。

ですから20代を全力投球してある程度の結果を出すと、「30代になるのが楽しみ」という境地になるのです。

また結婚前の新垣結衣さんの発言から伺われるのは、実に男気があるということ。

「自分の気持ちを積極的に相手に伝えちゃうほうですね」

「実は相手に染まらないタイプかも」

「マメに連絡をとらなくても不安にならないタイプ」

「好きなタイプというのもないです。好きになった人がタイプです」

「つき合う上で一番大事なのは、本当に私のことをまっすぐに思ってくれているか、どうか」
出典(JUNON 200910月号)

これらの発言から、20代から仕事やプライベートも併せて彼女自身が模索しながら、自分のスタイルを貫き通してきたということが伺えます。

インタビューの発言通り「本当に私のことをまっすぐに思ってくれている人」をパートナーに選び、お互いに同居がベストと思われる時期に一緒に暮らそうという別居結婚を選んだと思われます。

一方、理想通りの結婚を決めるまでの20代は、おそらく苦い恋愛を味わってきたことでしょう。自分が幸せと感じる相手を知るには、真逆な恋愛が教訓になるからです。

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新垣結衣さんのように、理想の相手と望ましい結婚生活を選ぶためには、まず自分の生き方を知ることですね。

それには20代の努力とチャレンジは欠かせません。

努力とチャレンジの先にある風景を感じ取ることで、自分のスタイルを潔く貫く方法を見出せるからです。

コラムニスト、小説家、ルポライター。2万人以上のワーキングウーマンを取材し、恋愛、婚活、結婚をテーマに執筆。「英語でリッチ!」で第12回ライターズネットワーク大賞受賞。07年10万人に一人の難病を後遺症なしに完治。「生きるを伝える」(テレビ東京)に出演。
ブログ:「恋するブログ☆~恋、のような気分で♪」