「たんばらスキーパーク」2つの注意点
大雪時の車でのアクセスは要注意
車でのアクセスの場合、関越自動車道「沼田」ICで降りてから、雪道の運転がある点は、要注意ポイントです。
標高が高いため、降雪量が多いときは、それなりに難度の高い道のりになり、4WD+スタッドレス(冬用)タイヤ以外は、チェーンが必要になります。
私もたまたま大雪に遭遇し、2WD(FF車)+スタッドレスで登った経験がありますが、正直なところギリギリでした。
アクセルコントロールを間違えたり、渋滞だったりで、坂道途中で停止してしまった場合は、立ち往生してしまっただろうと思います。
実際このとき、立ち往生してしまった車が数台おり、常に巡回している「たんばらお助け隊」がすぐに駆けつけてくれるものの、雪道ビギナーにはおすすめできません。
自信がない場合は、峠道の手前で車を停めて、予約制無料送迎バスまたは土日祝限定 路線バスでアクセスする、パーク&ライドがおすすめです。
装備はしっかり&悪天候時は延期も
「たんばらスキーパーク」の雪質の良さは、それはもう特筆モノ。
ただし、標高が高いがゆえに、気温がマイナス10度前後になったり、強風で雪が吹き付けられたり、幼児にとっては、雪遊びすらままならない状況になるケースがあります。
実際、「たんばランド」でも、大はしゃぎで遊んでいる子の中に、小さい子を中心に何人かは「寒い……」とベソをかいて早々にリゾートセンターへ戻っていく姿を見ました。
リーズナブルなウェアでは厳しいケースもありますので、中綿入りで防寒性能の高いウェアや、グローブなどを着けてあげたいところです。
我が家では、スノーレジャー5シーズン目で、5,000円以下のリーズナブルなウェアから、スウェーデンの子ども向けアウトドアウェアブランド「ISBJORN(イスビョン)」のウェアまで使いましたが、エントリーモデルとハイブランドでは、その差は歴然です。
また、そもそも大雪が予想されるときは、遊びに行くのを延期するのも、標高の高い「たんばらスキーパーク」の場合は、真っ当な選択肢です。
天気さえ良ければ、最高の雪遊びができるのは間違いないですので、機会を見てあげてくださいね。
《所在地》
群馬県沼田市玉原高原
《アクセス》
電車:上越新幹線「上毛高原」駅から、無料シャトルバス 約50分
車:関越自動車道「沼田」ICから、約30分