共遊玩具部門

【日本おもちゃ大賞2022 共遊玩具部門大賞「アンパンマン 光るドレミファ♪マジカルボンゴ」】見て聴いて触って楽しめるおもちゃ

共遊玩具部門は、障がいの有無に関わらず、さまざまな子どもたちが遊べる配慮がなされたおもちゃを表彰する部門です。

2022年の大賞は、株式会社アガツマの「アンパンマン 光るドレミファ♪マジカルボンゴ」でした。

「光るドレミファ♪マジカルボンゴ」は叩いて遊べる楽器のおもちゃ。打面がレリーフ状になっているため、手と耳の情報で遊ぶことができます。

聴覚と触覚で機能を識別でき、さらに希望者には無料でパネル部分に貼る点字シートを配布するなどの配慮がなされています。

ヒット・セールス賞

2021年度の玩具市場を牽引した商品に贈られるヒット・セールス賞は、株式会社セガトイズの「カメラもIN!マウスできせかえ!すみっコぐらしパソコン プレミアムプラス」でした。

「すみっコぐらしパソコンシリーズ」は、なんと2年連続の受賞!リモートワークで父母がパソコンを触る機会も多くなり、まねっこしたがる子どもに最適です。

すみっコぐらしのおもちゃは今回の日本おもちゃ大賞の最終選考まで残っていたものも多く、幅広い層で愛されているのがわかります。

特別賞

特に玩具業界に貢献したおもちゃに与えられる特別賞は、株式会社タカラトミーの「トミカシリーズ」、株式会社バンダイの「仮面ライダーシリーズ」に贈られました。

トミカは1970年の発売以来、現在に至るまで国内のミニカー市場を牽引。彩り豊かなラインナップは親子3世代に渡って愛されてきました。

仮面ライダーシリーズは昭和・平成・令和と番組の世界観を忠実に再現した変身ベルトが評価されました。自分の世代の仮面ライダーの変身ポーズを未だに再現できる、ベルトで夢中になってライダーごっこ遊びをしたという方も多いのではないでしょうか。

イノベイティブ優秀賞

今年の応募作品の中から、特に新しい素材や発想をしていたおもちゃに贈られるイノベイティブ優秀賞は、株式会社タカラトミーの「トリミングペットサロン」でした。

「トリミングペットサロン」は、ペットトリマーという人気の職業を体験できるおもちゃ。安全設計のハサミを使って実際にぬいぐるみの毛をカットすることができます。

チャレンジングなアイディアが高く評価されました。

2022年の日本おもちゃ大賞は、人気のすみっコぐらしやドンブラザーズ、チョロQやオセロなどの長年人気のおもちゃのアップデートなど、個性豊かな商品揃いでした。

子供へのプレゼント選びの参考に、ぜひチェックしてみてくださいね。

関東在住の2児の母ライター。元販売員。昼寝と晩酌と散歩とYouTubeが好き。産後急激に味覚が変わり、激辛系とチョコレートが好きになりました。子どもたちのおかげで恐竜と魚の生態にくわしくなった気もします。