19世紀、イギリス・ヴィクトリア女王の在位中に作られた「ヴィクトリアンジュエリー」を中心に、王室にまつわる宝飾品や著名なコレクションを紹介する『愛のヴィクトリアンジュエリー』が、7月1日(金)より八王子市夢美術館にて開催される。
世界中の物資がもたらされた最も輝かしい時代
1837年に18歳と若くして王位を継承し、母方の従弟に当たるザクセン=コーブルク=ゴータ公子アルバートと結婚したヴィクトリア女王。在位した1837年から1901年の間、イギリスは「太陽が沈まない帝国」と呼ばれるほど、世界中の物資がもたらされた最も輝かしい時代だった。
世界各地を植民地化し、一大植民地帝国を築きあげた時代でもあり、その治世の長さから19世紀ヨーロッパの王族貴族に絶対的な影響力を及ぼしていた。金や銀、ダイヤモンドに象牙など、様々な富が美しいデザインのジュエリーとして亨受され、アフタヌーンティーやウエディングもこの時代に完成したといわれている。
同展では、技巧を凝らしたアンティークジュエリーの数々をアフタヌーンティーの豪奢な銀食器やアンティークレースなどと合わせて紹介。
伝統と文化、華麗なる栄光のライフスタイルに思いを馳せてみたい。
開催概要
『愛のヴィクトリアンジュエリー 華麗なる英国のライフスタイル』
2022年7月1日(金)〜2022年9月4日(日)
会場:八王子市夢美術館
時間:10:00〜19:00(入場は18:30まで)
休館日:月曜(祝日の場合開館翌日休)
料金:一般900円、大高・65歳以上450円