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2013年に『りんごかもしれない』で絵本作家デビューして以降、子どもから大人まで幅広い層に支持されているヨシタケシンスケ初の大規模個展『ヨシタケシンスケ展かもしれない』が4月9日(土)、世田谷文学館にて開幕した。
原画やアイデアスケッチ、立体作品や私物のコレクションなども紹介
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『りんごかもしれない』『もう ぬげない』『あんなに あんなに』など、ひとつのテーマから想像や妄想をどんどん広げていき、発想の転換や違ったものの見方に気づかせてくれるヨシタケシンスケの絵本の世界。
先日発表された第3回「小学生がえらぶ!“こどもの本総選挙”」では『あるかしら書店』ほか3作品がベスト10に入るなど絶大な人気を誇っている。
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今回の展覧会では、そんな人気作品の原画やアイデアスケッチだけでなく、ヨシタケが考案した立体作品や私物のコレクションなども紹介し、人気絵本作家のインスピレーションの源を探っていく。
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4月8日(金)に行われた内覧会で登壇したヨシタケは「最初に展覧会のお話を頂いたときは、僕の原画はサイズも小さいし色もついていない。(展覧会場で見せたときに)絵本よりも情報量が減ってしまうから難しいと思いますと言っていたんですけど、じゃあ何ができるのか、いろいろな方々とアイデアを出し合いながら何とか作り上げていくことができました。
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普段、絵本づくりは僕と編集の方と2人でのやりとりなんですけど、展覧会って団体競技なんですよね。それぞれの技術を持ち寄って、何かひとりではできないものを作り上げていく高揚感を久しぶりに味わうことができてすごくおもしろかったです」と挨拶。