近年、日本でもプログラミングの能力が重要視されるようになり、2020年には小学校でのプログラミング教育が必修化となりました。
2024年度からは、大学入学共通テストにおける『情報』科目の中で、プログラミングに関する知識が出題されます。
子どもの習い事の候補として、プログラミング教室を選択肢に入れているママやパパもいるかもしれません。
そこで今回は、なぜプログラミング教育が必要なのか、教室のタイプ、身につくスキルなどを、筆者の実体験も交えながらお伝えします。
なぜ「プログラミング教育」が必要なの?
家電や自動車、スマホなど、私たちの身の回りには多くの便利なものが溢れていますね。
それらにはすべてコンピューターが使われています。
情報化やグローバル化は人間の予測をはるかに超えて進展していて、「今度10~20年程度で、半数近くの仕事が自動化される可能性が高い」とも言われています。
コンピューターはソフトウェアの記述に従って動いています。子どもたちが遊んでいるゲームもソフトウェアの一種です。プログラミングとは、そのソフトウェアを記述することです。
プログラミングによって世の中の便利な機器の多くが開発されていることを理解し、その仕組みを活用できるようになることは、これからを生きる子どもたちには必要不可欠になります。
近い将来プログラミングは、エンジニアやプログラマーといった専門的な職業に就いている人たちのみが扱うものではなくなり、「字を書く」「本を読む」「九九を覚える」ことと同じぐらい当然のこととして行われていくことになるとも言われています。