2012年より放送を開始し、2022年で10周年を迎えるアニメ「ジョジョの奇妙な冒険」。
シリーズ10年間の軌跡を紹介する初の展示会『ジョジョの奇妙な冒険 アニメ10周年記念展』が、池袋のサンシャインシティ文化会館ビルにて9月4日(日)まで開催されている。
キャラや美術設定などをじっくりと堪能
同展では、作品資料や制作陣のコメントなどを通して、10年間の歴史を振り返っていく。会場に入ると、まず最初に待ち受けているのが『始まりの部屋』。
歴代主人公を演じたキャストによるアナウンスが流れるなか、シリーズの魅力を凝縮したオリジナルムービーが大画面に映し出され、一気に作品世界に引き込まれていく。
続いて登場するのが『血統×決闘』のエリア。
描きおろしイラストを使用した歴代主人公と歴代ボスキャラクターの等身大オブジェ22体と、ジョースター家の家系図や作品世界の年表が展示されるエリアを経て、いよいよ同展のメイン展示となるエリア『受け継がれる魂』が現れる。
『受け継がれる魂』では、シリーズごとに部屋がわかれており、各シリーズそれぞれの台本やアニメ原画、絵コンテや設定画などの資料が展示されている。
シリーズの原点となる「ファントムブラッド」にはじまり、「戦闘潮流」「スターダストクルセイダース」「ダイヤモンドは砕けない」「黄金の風」、そしてラストのシリーズ最新作「ストーンオーシャン」の展示エリアまで、各シリーズの世界観に合わせて展示デザインも異なり、それぞれのキャラクター設定や美術設定などをじっくりと見ることができる。