眠気を軽減! 即実践できるおすすめ対処法4つ
生理前や生理中の眠気を軽減する方法を4つ紹介します。眠気は、栄養素の補給や生活習慣によって軽減できますので、以下を参考にしてみてください。
1:鉄分を摂取する
生理がはじまると鉄分が不足しがちに……。貧血による眠気を防止するには、生理前からの鉄分補給が大切です。
赤い食べ物と黒い食べ物は鉄分を多く含むので、積極的に取り入れましょう。
<赤い食べ物の例>
レバー、ニンジン、カツオ、赤身の肉など
<黒い食べ物の例>
黒豆、黒ゴマ、プルーン、レーズン、黒キクラゲなど
ほかにも、鉄分を補えるサプリや漢方薬を飲むのもおすすめです。
2:イソフラボンを摂取する
生理前から女性ホルモンの分泌量が増え、眠気をはじめとするさまざまなからだの不調があらわれます。女性ホルモンの増加による眠気を防止するには、ホルモンバランスを整えることが大切です。
女性ホルモンに近い成分といわれているイソフラボンには、ホルモンバランスを安定させる作用があります。イソフラボンを多く含む食べ物は以下の通りです。
<イソフラボンを多く含む食べ物の例>
豆乳、豆腐、納豆、きなこ、味噌など
3:起床後に日光浴をする
起床後、日光浴をするメリットは2つあります。
1つ目は「体内時計(睡眠サイクル)のリセット」です。
太陽の光は体内時計をリセットし、睡眠サイクルを整える働きがあります。睡眠ホルモンのメラトニンは、太陽の光を浴びてから14時間〜15時間後に増加します。つまり、ちょうど夜寝る時間に眠くなるサイクルを作ってくれるのです。
睡眠サイクルが整えば睡眠不足を予防できるので、日中の眠気を軽減できるというわけです。
2つ目は「セロトニンの分泌促進」です。
セロトニンには覚醒作用があり、朝に近づくにつれ分泌量が増えていきます。しかし、生理前や生理中はセロトニンの分泌量が減るため、眠気が生じやすくなります。
食事の工夫でもセロトニンを増やせますが、日光浴がお手軽でおすすめです。目の網膜に日光が入ると、セロトニン神経が刺激されるので分泌量が増加します。
10分程度で構いませんので、日光を浴びる習慣をつけましょう。
4:15分ほど仮眠をとる
どうしても眠たいときは、15分ほどの仮眠もおすすめです。
ただし、30分以上の仮眠は眠りが深くなり、目覚めがつらくなるので、15分以内で終わらせておくのがポイントです。