10分間ダイエット その1 呼吸法

人間は、腹式呼吸(横隔膜を動かして呼吸する)、胸式呼吸(肋骨を上下させて呼吸する)のどちらかで自然に呼吸をしています。男性は腹式、女性は胸式が多いといわれますが、なぜかはわかっていません。

そこで気づいたときだけで良いので、普段の自分の呼吸法と逆の呼吸法、つまり腹式の人は胸式、胸式の人は腹式呼吸をしてみてください。

なぜこの方法が有効かというと、人間は普段使わない筋肉を動かすと、かなり疲れます。つまり、かなりのエネルギーを消費します。したがって痩せるという至極単純、しかもお金がかからず、ぐったりすることもありません。

 

10分間ダイエット その2 選択肢がある場合は、高タンパク・低カロリー

次の方法も簡単。食事のメニューを選べるときは、高タンパクと低カロリー、そして低糖質を考えて選択するということ。

たとえばチャーハンと焼き魚を選べる時は、炭水化物が(焼き魚に比べて)多いチャーハンは選択しないことが重要です。どうしても焼き魚よりチャーハンが食べたい場合は除きますが、大盛りは厳禁です。大盛りにするくらいなら、次で説明する「良く噛んで」を実践しましょう。

タンパク質が十分に取れている食生活なら、肉を食べたいときは魚を選ぶ。魚を食べたいときは野菜を選ぶ。野菜を食べたいときは野菜を食べる、というのも良いでしょう。

 

10分間ダイエット その3 良く噛んで食べる

太っている人は早食いとよく言われます。早食いというのは、早く食べている=良く噛んで食べていないのです。

食べ物は良く噛まないと、唾液中の消化酵素アミラーゼと結びつかないため、そのまま体内に入っていってしまいます。逆に良く噛むと食べ物が細かく砕かれるだけでなく、アミラーゼが身体が食物を吸収しやすい状態にしてくれます。吸収しにくい状態となった食べ物は、エネルギーとならずに、そのまま蓄積されてしまいます。

また良く噛むと脳の満腹中枢が刺激されて、少量でお腹いっぱいになったきもちになるので、食べる量も減るのです。