働くクルマの運転席に座って遊べるぞ!
2024年2月17日、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、種子島宇宙センター(鹿児島県)からH3ロケット試験機2号機を打ち上げました。
その報道をワクワクしながら観ていた子どももたくさんいたことと思います。
日本がすすめてきた宇宙開発の歴史をわかりやすく紹介しているのが、「宇宙館」です。
宇宙開発の黎明期に使っていたペンシルロケットの実験装置や、ロケットを展示。
宇宙に興味がある子どもにとって刺激的な博物館だと言えます。
もっと身近な乗り物が集合した博物館が「消防自動車博物館」です。
消防車と救急車が27台飾ってあります。
ここにある働くクルマの多くが、消防車が大好きだった鈴木靖幸さんが蒐集してきたコレクションです。
緊急車両だけでなく、防火衣(ぼうかい)や火の見櫓(ひのみやぐら)、纏(まとい)など、消防の歴史に関する道具もたくさん飾ってあります。
子どもが大好きな「じぷた」が飾ってあります
絵本『しょうぼうじどうしゃ じぷた』に描かれた消防車(三菱ウイルスCJ3B)も停まっています。
その展示コーナーには、子ども用の防火衣やヘルメットの用意が。
防火衣を着てヘルメットをかぶり、じぷたに乗って記念写真を撮る子ども消防隊員がたくさんいました。
じぷた以外の消防車にも自由に乗れます。運転席に座りハンドルを握るだけでなく、手回しサイレンを回したり、鐘を鳴らして遊べるのもこの博物館の魅力です。
消防車の赤色警光灯を集めたコーナーもあります。スイッチを入れて自由に点灯させたり、サイレンを鳴らして遊ぶこともできます。
消防自動車博物館の隣には「ミニカー館」があります。
乗用車のミニカーだけでなく、鈴木さんが集めてきた消防車と救急車のミニカー5000台が並んでいます。