質問1. 「もし元恋人が全員集結したとしたら、あなたに関して全員が同意する不満はなに?」
最初に引いた質問が、早速パンチの効いた質問でした。「みんな私のここが不満だっただろうなぁ…」「俺は間違いなくこれだね」「いや自覚あるなら直してよ!(笑)」と、お互いプチ懺悔を始めて大盛り上がり。今日なら普段は言えないことも言えちゃいそうな予感です。
...と早くもこのゲームの実力を実感しつつ、先へと進めていきます。
質問2. 「もし毎晩寝なくても良いとしたら、その時間何をして過ごす?」
2つ目の質問は、1つ目とは打って変わって、ぜひとも実現してほしいシチュエーション。
まずはお互いの回答を予想し合って「あなたは洋画を一気見するかお勉強しそうだよね~」「あなたは24時間働いてそう!」と言い合ってみたところ、すんなり正解(びっくり!)。
お互いのことをよく知っているからこその即答に、思わず笑ってしまいました。
自分のありったけの時間を注ぎたいものって、意外とすんなり答えられなかったりするので、この手の質問もポップなようでしっかり深みがありますね。
質問3. 「あなたが初めて人種について学んだのはいつ?その後人々の見方はどう変わった?」
3つ目は社会的な質問。人種差別を目の当たりにしたことはあるか、自分の中に無意識な差別を感じたことはあるかなどを話し合いました。
日本で人種差別に直面する機会はそこまで多くないかも知れません。「学校では習ったけれど大昔の出来事だと思っていた」「Black Lives Matterをニュースで見て、初めて現代にも続く根深い問題だと知った」という人も少なくないのではないでしょうか。
そういった人権問題について知る必要性が大いにある一方で、人種や民族の多様性を意識しすぎて、そこから生じる非本質的な“不自由さ”が問題視されることもある現代。
「自分がどれくらい社会に関心がある人間なのか」を問うような質問でした。
質問4. 「大人になったと感じた瞬間を教えてください」
片方は「初めて給料をもらった瞬間、家を自分で契約した瞬間、同級生の結婚式」と、ライフイベントベースで回答。もう一方は、「〇〇な行動をしなくなった瞬間、〇〇と思えた瞬間」と、思考の成長ベースで回答。
「ライフイベント=大人の階段」という考え方と、「ライフイベント=単なる決断であり大人になる実感には直結しない」という考え方の違いに、思わず「正反対だ!面白~!」と叫んでしまいました。
質問5. 「もし6歳で自分のキャリアを決めなければならないとしたら、あなたの人生は今どうなっていますか?」
この質問では、幼少期から今までどうやって進路やキャリアを決断してきたのかを考えました。
片方は「常に理想の生き方を思い描いて、なりたい自分になるために進路やキャリアを決めてきた」一方で、もう片方は「学生時代は一瞬だから楽しんだし、大人になったから働いたし、仕事だから真面目に稼いでいる。余計なことは考えず常に目の前の物事を全力で充実させてきた」という回答でした。
どちらが正解ということはなく、どちらも尊重されるべき生き方です。
パートナーと私は、そんなお互いの根っからの性格の違いを笑い合い、「だからこそバランス取れてるのかもね」とゲームを終了しました。
こんな会話したことなかった!新感覚カードゲーム
今回は、話題掘り下げ系カードゲーム「So... Cards Deep Conversation Starter」でパートナーと遊んでみました。
同じ屋根の下、特に喧嘩や揉め事もなく同じ未来を見て生きているふたりでも、人生の見方がこんなにも違ったのかと目から鱗で、思わずワインボトルが空になるまで楽しんでしまいました。
質問は52個もあるので、続きはまたゆっくりやっていきたいと思います。
気になった方はぜひ、遊んでみてくださいね!