撮影:ヨシモリユウナ

DIVEへ感謝を込めて3時間の充実したステージ

会場内の熱気が冷めやらぬ中、再び6人がメインステージの中央へ。

今度はミステリアスな装いで『섬찟(Hypnosis)』と『Accendio』を歌い踊って魅了した彼女たちは、さらに熱くさせようと、『LOVE DIVE』や『Kitsch』『After LIKE』といったヒットソングを連発。

キュートかつシャープなパフォーマンスに加え、5人編成のバンドによるダイナミックな演奏、曲の合間に吹き上がる火柱、何万本ものペンライトの光が渾然一体となったステージは、間違いなくこの日の公演のハイライトだった。

本編のラストに用意されたのは『해야(HEYA)』。

〈もっと赤く、もっと明るく〉と、客席に呼びかけるように歌うIVEに向けて熱いコールが響き渡る。

さらにアンコールではトロッコに乗りながら『WOW』と『Mine』を熱唱。

ファンの笑顔を間近で見た感動と長いツアーの終わりを実感したメンバーたちは、今の気持ちを公演の締めくくりとして話した。

リズは涙を浮かべつつ、「私の人生にやってきてくださって、本当にありがとうございます」と感謝の言葉を述べ、

イソも泣きながら「愛するDIVEのみなさんと一緒に過ごせて幸せでした」と話すと、客席から励ましの声が次々と届く。

そしてユジンは自信に満ちた表情で「私が大好きな人たちと一緒に、私を大好きでいてくれる人たちと一緒に、私が大好きなことでステージに立てている、

これをずっと続けていけたら、私はずっと幸せに生きていけるだろうという確信が持てたツアーでした」とコメント。

ウォニョンは「たくさんのDIVEに会って、たくさんのエネルギーをもらって、私は本当に幸せな人だと思いました」と公演を振り返り、

ガウルも「DIVEの皆さんはいつも私たちのそばにいてくれる」と共感。

最後はレイが「DIVE、最後まで幸せいっぱいの夢のような時間をプレゼントしてくれてありがとう」と、心を込めて挨拶した。

撮影:田中聖太郎

オープニングの『I AM』からラストで歌った『All Night』までトータルで約3時間。

その間、一瞬たりとも気を緩めることなく充実したステージを見せてくれた彼女たちは、本当にプロフェッショナルだと思う。

旬の勢いを実感し、今後の活躍を確信できた『IVE THE 1ST WORLD TOUR 'SHOW WHAT I HAVE' IN JAPAN』は、ファンのみならずIVEにとっても記憶に残る公演になったに違いない。

 

『IVE THE 1ST WORLD TOUR 'SHOW WHAT I HAVE' IN JAPAN』
セットリスト
01:I AM
02:ROYAL(Rock ver)
03:Blue Blood
04:Blue Heart
05:Holy Moly
06:ELEVEN
07:Shine With Me
08:SUPERNOVA LOVE ※未発表新曲
09:CRUSH
10:
・7 rings(アリアナ・グランデ)/ガウル
・接吻(Original Love)/レイ
・Wannabe(スパイス・ガールズ)/ガウル&レイ
11:When Will My Life Begin?(『塔の上のラプンツェル』より)/ウォニョン&リズ
12:Woman Like Me(リトル・ミックス)/ユジン&イソ
13:Hyponosis
14:Accendio
15:LOVE DIVE
16:Kitsch
17:After LIKE
18:NOT YOUR GIRL
19:HEYA

アンコール
EN1:WOW
EN2:Mine
EN3:Will
EN4:All Night

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