マーベル・スタジオ最新作『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』が2018年4月27日より公開されました。
『アイアンマン』が公開されマーベル・シネマティック・ユニバースが始まって10年。
それぞれの映画のスーパーヒーロー達がサノスという強大なヴィランに立ち向かいます。
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』はインフィニティ・ストーンをめぐる戦い。
鑑賞前に、インフィニティ・ストーンとは何なのか、見てみましょう。
※当記事には、インフィニティ・ストーンが登場する各作品のネタバレが含まれます
インフィニティ・ストーンとは
インフィニティ・ストーンに関しては、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』で魔術師であるウォンによって、詳細が語られます。
宇宙を意のままにつくりかえることができるインフィニティ・ストーンは、宇宙ができる前に存在した6つの特異点より誕生しました。
宇宙誕生の大爆発の中で6つの特異点が結晶化し、インフィニティ・ストーンへと姿を変えます。
- スペース・ストーン
- マインド・ストーン
- リアリティ・ストーン
- パワー・ストーン
- タイム・ストーン
- ソウル・ストーン
それぞれ、別々の力を持つインフィニティ・ストーンは、広大な宇宙のどこかに存在しています。
サノスはこのインフィニティ・ストーンを6つ、すべて集めて、宇宙を意のままに変えることができるパワーを手に入れようとしているのです。
スペース・ストーン(四次元キューブ)
四次元キューブと呼ばれる青い立方体に収められているスペース・ストーンは、『マイティ・ソー』で初登場します。
S.H.I.E.L.Dの施設で保管されていましたが、それ以前の話は、その後公開された『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』にて語られています。
悪の組織、ヒドラの総統レッドスカルは、スペース・ストーンの力を使って兵器を開発し、世界征服を企みました。
しかし、インフィニティ・ストーンの力を制御できず、異次元に吸い込まれていきました。
キャプテン・アメリカと共に北極に沈んだスペース・ストーンは、トニー・スタークの父親であるハワード・スタークにより発見され、S.H.I.E.L.Dで保管されるのです。
S.H.I.E.L.D.の施設で厳重に保管されていたスペース・ストーンですが『アベンジャーズ』でロキにより奪われてしまいます。
スペース・ストーンを奪った後、ロキはスペース・ストーンの空間移動の力を使って、宇宙から地球にチタウリの艦隊を呼び、多大なる被害をもたらしました。
現在に戻り、『アベンジャーズ』でスペース・ストーンは、マイティ・ソーの故郷であるアスガルドへ戻ります。
その後は長らく、その存在は語られていませんでした。
しかし、『マイティ・ソー/バトルロイヤル』で、アスガルドの元王であるオーディンの保管庫に出てきます。
アスガルドは崩壊しましたが、スペース・ストーンはロキがアスガルド崩壊前に持ち去ったと考えられます。
『マイティ・ソー/バトルロイヤル』の最後で、サノスの艦隊がマイティ・ソーの宇宙船の前に現れた理由も、スペースストーンを奪うためでしょう。
マインド・ストーン(ロキの杖)(ヴィジョンの額)
初登場作品は『アベンジャーズ』。
サノスからロキに、マインド・ストーンがついた杖セプターが渡されます。
相手を意のままに操ることができるということもあり、厄介なインフィニティ・ストーンでもあります。
『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』では、人工知能J.A.R.V.I.S.とクレードルを媒体としてマインド・ストーンを埋め込むことで、ヴィジョンが生み出されました。
また、ワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチとピエトロ・マキシモフ/クイック・シルバーの姉弟に超能力を授けたのも、このマインド・ストーンになります。
最後に登場した『シビルウォー/キャプテン・アメリカ』のシーンでも、ヴィジョンの額にあります。
しかし、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の予告編では、サノスがヴィジョンの額から奪おうとしている描写があります。
そのため、映画内でサノスに奪われてしまうのではないかと思われます。
奪われた場合、ヴィジョンのその後が気になります。