環境負荷の可視化や行動デザインを活用した取り組みでサステナブルな大会に




大日本印刷株式会社(DNP)は、2024年10月6日(日)開催の「第49回札幌マラソン」にサステナブルパートナーとして協賛します。DNPは、本大会における環境負荷の可視化や衣料等の資源回収、行動デザインを使った取組みによる環境配慮の意識醸成などを行い、サステナブルな大会運営を支援します。

1976年にスタートした「札幌マラソン」は、例年1万人以上が参加する北日本最大級の市民マラソン大会です。ハーフマラソンの他、親子で走るファンペア、誰でも参加可能なオープン種目「だれでも1km」など、幅広く市民ランナーが参加できます。第49回の本年は「RecycRun(Recycle×Run)」をテーマとし、札幌の豊かな自然を守り、今後も継続的に大会が開催できるようなサステナブルな大会を目指します。マイボトル・マイカップ持参の呼びかけ、プロギング(ゴミ拾いとジョギングを掛け合わせたスウェーデン発祥のフィットネス)の実施、札幌市民のランナーへのアスリートビブス配布を郵送からスポーツデポ店舗での受け取りに変更してCO2排出量の低減につなげるなど、環境に配慮したさまざまな取り組みを行います。これらの取り組みを通じて、大会に関わる一人ひとりにとって、環境問題について考えるキッカケをつくり、自発的なアクションへとつなげます。DNPはこうした趣旨に賛同し*
1、札幌マラソンへ協賛を行うとともに、大会を“サステナブル”にするための取り組みで支援します。

【第49回札幌マラソンでのDNPの取り組み】
1.CO2排出量・ごみの排出量の可視化 
DNPは大会運営におけるCO2排出量・ごみの排出量を可視化することで、次年度以降の指標をつくるとともに、環境負荷低減に向けた意識醸成につなげます。この取り組みを通じて、今後よりサステナブルな大会運営を行い、CO2排出量・ごみの排出量の削減に貢献していきます。
2.衣料を回収し次年度の大会グッズへリサイクル
メイン会場である真駒内セキスイハイムスタジアムに衣料回収ボックスを設置して、不要となった衣料を集めます。回収した衣料は再資源化し、次年度の大会のツールやグッズへリサイクルする予定です。
3.DNPの行動デザインを使った参加者の環境意識の醸成
行動デザイン*2(行動経済学や行動科学の知見を用いて、人の行動変容、習慣化を支援するデザイン手法)を活用して大会に設置されるフォトスポット等を設計し、参加者・ランナーの環境への意識醸成を図ります。マイボトル・マイカップの持参率・利用率を上げるためのフォトスポットの設置等を行う予定です。

■第49回札幌マラソン概要
- 開催日時: 2024年 10月6日(日)
- 会場: 北海道札幌市真駒内セキスイハイムスタジアム
- 主管: 札幌マラソン実行委員会
- 事務局: 一般財団法人 札幌市スポーツ協会
- 公式Webサイト: https://satumara.sapporo-sport.jp/

今後の展開
DNPは今後も、スポーツの振興を支援するとともに、よりサステナブルなイベントの運営に向けて生活者参加型の環境配慮の仕掛けづくりなどの取り組みを強化していきます。これらの取り組みを通じて、環境と経済・社会が調和しながら成長を続ける「ゼロカーボン北海道」*3や札幌市が目指す「ゼロカーボンシティ」*4の実現を支援します。DNPはカーボンニュートラルや自然共生社会の実現に向けて、地域社会や生活者とともに、地域の課題解決に取り組んでいきます。

*1 DNPはサステナブルな社会の実現に向けた「2050年のありたい姿」を示すものとして、「DNPグループ環境ビジョン2050」を掲げています → https://www.dnp.co.jp/sustainability/environment/management/index.html#anchor001
*2 DNPの行動デザインについて → https://lp.dnp.co.jp/servicedesignlab/
*3 ゼロカーボン北海道について → https://www.pref.hokkaido.lg.jp/kz/zcs/ontaikeikakukaitei.html
*4 「札幌市ゼロカーボンシティ宣言」について→https://www.city.sapporo.jp/kankyo/ondanka/zero_carbon/index.html

※記載された製品の仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。
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