森重真人(左)、武藤嘉紀(右)  写真:植本一子 拡大画像表示

11月5日に発表された日本代表メンバーに名を連ねる、FC東京・森重真人&武藤嘉紀。いまやアギーレJAPANにもすっかり定着したイケメンふたりによる、今シーズン初めに行われた貴重な対談の再録を、とくとご堪能あれ!
 

「親しみやすさ」が共通点の、大御所とホープ

――まずはお互いについて語ってください。

武藤 語れないですよ。

森重 (武藤がプロ1年目なので)一緒にいる時間が短いですからね(笑)。

武藤 それに(森重は)大御所ですもん。

森重 実際のところ、プライベートではまだそんなに絡んでないし、一緒に食事にも行ってないからね。

――では、お互いの第一印象はいかがでした?

森重 (武藤が)慶応大出身ということで、インテリ系でしっかりした青年なんだろうなと想像をしていました。でも、みんなに聞いたところによると、どうやら天然っぽいと言うか……(笑)。三田(啓貴)を彷彿とさせる感じなんだな、と最近思い始めたところです(笑)。最初に持っていたインテリ系のイメージは徐々に崩れ始めていますね。

武藤 (笑)。

森重 プレーの面では、ボール持った時の、左右両足で独特なリズムを刻むドリブルは特徴的ですし、個人で局面を打開できる選手。これまでのFC東京にはいなかったタイプで、後ろから見ていても、相手にとってすごく脅威になる選手だなと感じます。

――逆に武藤選手から見た森重選手とは?

武藤 大御所っぽいんですが、チームのみんなにもいじられていて、キャプテンらしからぬところもある。幸野(志有人)をはじめ若手にもいじられているので、「自分もそろそろいじっても良いのかなー」と思い始めているところです(笑)。

森重 (笑)。

武藤 (いじり始めるのは)時間の問題ですね(笑)。

――ふたりはFC東京を代表するイケメンです。

森重 まず、僕はそこに異議を唱えたい!(笑) 他にいたでしょ、僕以外にも。

武藤 何を言ってるんですか。イケメンじゃないですか!

森重 とりあえず、それは最初に言っておこうかなと思って(笑)。イケメンじゃないぞ、と。まあ、よっち(武藤の愛称)もイケメンじゃないけどね(笑)。

武藤 えっ、俺もですか?(笑)

森重 (タレントの)武井壮さんに似てる。

武藤 似てないっすよ! 絶対に違う!(笑)

――親しみやすい感じが少し似ているかも⁉(笑)

武藤 ありがとうございます!

森重 顔や全体的な雰囲気がなんか……やっぱり武井壮さんだな。

武藤 FC東京に加入してからよく言われるんですよね。自分では絶対に似てないと思っているんですけれど。大学時代もまったく言われなかったのに、ここに来てからいきなり言われるようになったんです。

森重 大学の友達は多分、よっちに気を使っていたんだろうね~(笑)。

武藤 (笑)。