――劇中、ギターを披露していますが、たくさん練習されたのですか?

ルハン「単に、ギターコードの押さえ方を覚えればいいだけだったのですが、コンサート中でも、休みの時間があれば、ギターを取り出して、適当に練習をしていました」

――映画の撮影時、劇中のストーリーもあって、両親を恋しく思ったりしませんでしたか?

ルハン「両親は僕に貴重な青春時代を捧げて、子どものためにずっと苦労をしてきました。今、大人になった僕たちは、できるだけ両親に付き添ってあげるべきだと思います。機会があれば両親と一緒にこの映画を観たいと思っています」

――レスト・チェン監督が、ルハンさんの演技が撮影するたびに上手くなっていって、嬉しい驚きだった、と語っていました。

ルハン「自分のことはあまりよくわからないです(照)。しかも、まだ新人ですし、もっと努力をしないといけないと思っています。機会があれば、演技を学んでみたいです。そして多くの映画を撮って、もっと映画のことを理解し、先輩の俳優の方々から経験を学ばなければなりません。映画は本当に面白いです。今後も色々な役に挑戦したいです」

――もし、ルハンさんが20歳に戻ったとしたら、その頃の自分になんと言いますか? また歌手あるいは芸能人になりたいという夢は変わりませんか?

ルハン「20歳ではなく、もっと以前だったら、サッカー選手を選んでいるかな。もし、20歳に戻ったとしたら……、『自分が選んだ道を、這いつくばってでも進んで行け』と、自分に言いたいですね」

映画『20歳よ、もう一度』は、6月12日(金)よりTOHOシネマズ新宿先行、19日(金)より全国ロードショー。

 

『20歳よ、もう一度』
ストーリー:頑固なおばあちゃんモンジュン(グァ・アーレイ)はプロのバンドを目指す孫チェンチン(ルハン)と大学教授の息子に甘いが、ほかの家族から疎まれるほど口うるさい。やがて、ストレスで息子の嫁が入院すると、家族会議で老人ホームへ入れられる話が持ち上がる。ショックを受け、街でたたずむモンジュンは目にした写真館に惹きつけられる。
 「一番綺麗だった頃を思って」と写真を撮られると、なんと20歳の麗しき姿の自分がいた。最初は戸惑いを隠せないモンジュンだったが、もう一度青春を取り戻すことを決意し、名前をテレサ(ヤン・ズーシャン)と変え、かつて叶えられなかった歌手という夢を実現するため新たな生活を始めるが…。
監督:レスト・チェン『花蓮の夏』
出演:ヤン・ズーシャン、グァ・アーレイ、チェン・ボーリン、ルハン
配給:CJ Entertainment Japan
公式サイト:20again-movie.jp
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