2.自分の意見を言えない子になる

子どもが自分の意見を持つことを親が禁止していると、自己主張の出来ない子になるかもしれません。

親の望んだとおりの行動をしないとき、教師のようになって正そうとしたり、親の価値観自体が100%正解かどうかはわからないのに、自分の思いだけでまるで操り人形のように我が子をコントロールしたり…。

幼少期のこれらの経験で「自分の意志を持てない人」「意見しない人」「他人の考えに直ぐ同調する人」になってしまうかもしれません。

3.親の価値観が連鎖する

親の言うことは子どもにとって絶対的なものです。いつしか親の価値観が子どもの価値観として浸透していきます。

「一番にならないとダメ」と育てていると、二番手、三番手、ましてや最下位など価値がないことと思うようになったり、「運動会で一番になれなかった自分を“ダメな人間”」と思ったり、「ビリになったり転んだ友達を馬鹿にする」ようになるかもしれません。

4.「良い子」を演じるようになる

「自分が○○したい」という思いより、「親が喜ぶかどうか」の基準で行動するようになります。自分の感情や意思に蓋をして、親の顔色をチラチラ見ながら行動するようになります。

子どもが幼い頃は人生の先輩であり、子どものことを一番気に掛ける親があれこれ世話を焼いたり、“やっていいことと悪いこと”のしつけはしなくてはなりません。

でも、度を越した過干渉により、子どもは自信を失くし自己肯定感を持てず、自分の考えを人に伝えることに恐れを抱き、いつも自分の感情に蓋をする癖がついてしまうかもしれません。

行き過ぎた干渉は控えた方がよいかもしれませんね。