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残るは、「旦那さん」という選択肢。会場から上がる冷やかしの声に照れ気味のチャンミン。しかし、理由を問われたユビは「う~ん…」と答えに窮してしまい、チャンミンは「独身は悪いことではないと思います」とぽつり。“選ばれなくても問題ない”と気丈なチャンミンに会場が沸くと、ユビが「浮気をしないような気がするので」。この理由には、会場がザワつき、チャンミンもバツが悪そうに「次の質問に行きましょう!」と勝手に進行してしまう始末だ。
また、ファンから別の役柄を提案される場面もあり、スヒョクは“真夜中に動き出す美術室にある彫刻”役を勧められ……。ユニークすぎる回答にどよめく会場。固まるスヒョク。チャンミンが「彫刻のように芸術作品のようだってことですよ」とフォローするも、スヒョクは「僕の顔を描くときは鼻さえうまく描けばいいですよ」と完全に自虐ネタで笑いを誘う。そこに、「上手に描ける自信があります!」とパァ~ッと表情を輝かせてのっかるユビには、「やめてください!(笑)」とチャンミンがぴしゃり。他にも、“『ベルサイユのバラ』のアンドレ”や“進撃の巨人”など、ファンタジー要素満載の回答が並び、スヒョクは「うまくできますよ」と苦笑いだった。
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中盤には、ソロ・コーナーもあった。スヒョクは、会場から抽選で選ばれた1名をステージに上げ、“吸血鬼のように首を締めるように”バックハグをしながら一厘のバラと自ら準備したインスタント写真をプレゼント。繰り広げられる夢の妄想シチュエーションに、選ばれたファンは当然ながら、会場も大興奮で「きゃ~」。続いてはユビ。同作のオリジナル・サウンド・トラック『Don't Cry』(原曲:G.NA)を披露し、伸びのある歌声を会場いっぱいに響かせた。
そして、チャンミンは、東方神起の名曲『時ヲ止メテ』の韓国語バージョンを熱唱。自ら韓国語の歌詞を手がけたこともあり、目を閉じ、右手を胸にあて、時折音程をとりながら、“記憶を辿る”ように、一つひとつの歌詞を大切に歌い上げるチャンミン。思いのこもった熱唱に、会場からはすすり泣く声も漏れ聞こえる。
歌い終えると、つぶらな瞳で愛おしそうに会場を見渡すチャンミン。日本語で話し始めれば、歓声が上がる会場。「久しぶりっていうか、当分、ステージで、皆さんの前で歌えなくなるから、意味のある最後の歌になったんじゃないかな」と穏やかな表情を見せると、会場は大きな拍手に包まれた。