「子どもが生まれたとしたら……?」

未来をイメージして話すのは、楽しいですよね。ですが、それは女性脳特有なのをご存知ですか?

彼氏と話しているときを思い出してください。あなたが「昨日上司から嫌味を言われて凹んだ」と話したときに「じゃあ、これからは●●みたいな対策を打ったらいいよ」と解決策を提示されたことはありませんか?

あなたは彼氏に「辛かったね。頑張ってるのを認めてくれたらいいな」といった風に、自身の気持ちに共感してほしかっただけではないでしょうか。にもかかわらず、彼氏は具体的で現実的な解決策を提示してくる。これは男性脳が常に“現実的”に物事を考えていて、空想の話が苦手という表れです。

ですから「子どもが生まれたとしたらどうかな?」と、あなたがワクワクしながら未来の話を展開しても、彼氏にとっては非現実的すぎて自分事には捉えられません。そんな状態で結婚しても、男性にとっての“子ども”はふわふわしたものなので、子作りや子育ての話が発展していかないのが目に見えています。

大事なのは、彼氏に「これは自分事なんだ」と思わせること。

「子どもが生まれたとしたら……?」ではなく、「あなたとの子どもが欲しいの」とズバッと言ってみてください。

一気に「自分に子どもができたら……?」を考え始め、結婚後の生活や人生について考えてくれるスイッチを入れることができます。その状態であれば、結婚後のことをお互いに具体的にイメージできるようになりますから、幸せになる道もしっかりと話し合えるのはないでしょうか。

結婚は相手がいるから成り立つもの。焦ってしまうと、どうしても男性の特性や考えを忘れがちです。

結婚してからも幸せでありつづけるためにも、ここは慎重に彼氏と結婚に対する考えの違いを埋めていくようにしてくださいね。あなたの元に、結婚という名の幸せが訪れますように!

ライター・コラムニスト。1988年生まれ。大学卒業後にマスコミ業界3社で働くが、行く先々でパワハラに遭い、退職。引きこもりになったのをキッカケに、ライターに。キャバ嬢として年間500名以上の男性を接客した経験や半年で25キロのダイエットに成功した経験などを活かした、恋愛・美容系記事が得意。その傍ら、フリーランスやライターになりたい方向けの相談に乗る個別セッションをおこなっている。「体内時計をコントロールして、健康でキレイになる」をコンセプトにしている“健康&生活リズムカウンセラー”の資格を保有。