双子に母乳、ママは痩せる…?
ちなみに「ママが痩せるかどうか」ですが、わたしは妊娠前より10kg以上も細くなりました。良くも悪くも“母乳ダイエット”の成功例だと思います。
いまも授乳を続けているせいか常に腹ペコな感じですが、何をどれだけ食べても肥りません。卒乳後が、恐ろしいほどです(笑)。
そんなこんなで蛇足になりますが、我が家に関していえば、ミルク代はそんなにかからなかったもののエンゲル係数が激増したので“母乳育児=経済的”ではありませんでした。
もし「家計のためにも母乳で」とお考えだとしたら、そうとも言い切れない例がある、とだけお伝えしておきます:)
授乳 のタイミングは同時?
ふたり一緒に、あげています。多胎家庭は、そのようにしているところが多いようです。
ミルクにしても母乳にしても、同じタイミングで飲んでもらうのが、ママにとっては一番“ラクチン”ですから。
と、こんなことを言っていると「母子が一対一で向き合う大切な時間なのに、親の都合で一度に済ませるなんて!」という批判が寄せられることがあります。
わたしも上の子には一対一で飲ませていたので、その言わんとすることも分からなくはありません。
が、すべてのお世話について倍々の手が必要になる双子育児。授乳時間まで倍になったら、ママは寝る時間がありません。ママが倒れたら、元も子もありません。
それより何より、ママ+子ども×2=3人での授乳には、お腹に宿していた頃からつながっている、深くて安らかな連帯感があります。
至福の時間を分け合える相棒が常にいる、というのは双子だからこそですし、子どもたちが互いにちょっかいを出しながら、時に手をつないでミルクやおっぱいを飲んでいる姿は「いとおしい!」の一言。こんな想いを味わえるのも、双子ママの特権でしょう。
では実際に、どのようにするのか。
時間を決めて授乳するパターンもあるでしょうし、どちらかが欲しがったら、もうひとりにも同時にあげる、というパターンもあるでしょう。それを繰り返すうちに、完全にではないにせよ、タイミングがそろってきます。