そしてアジア各地のカレーの影響を受けつつも、ロッダグループやセイロンカリーの影響も多大に受け、独自のカレーを作りだしているスパイス王子、黒田氏のお店、「アノニマス」をご紹介します。
彼は他にも変態との異名を持つ変態カレー職人。注)最近、「変態職人」というのは褒め言葉のようです。
隠れ家のようなBARで頂くカレーは格別ですね。お任せスペシャル。スリランカのような南インドのようなネパールのような黒田氏ならではのカレープレート。
盛り付けもセンス良く、シャンパンやワインと頂くのにぴったりな雰囲気。
素敵な空間で頂けるカレーは大阪にいることを忘れてしまいそうです。この黒田氏、今年の4/4、梅田に新たに「ポンガラカレー」なる新店舗をオープンさせました。
昼から黒田氏のカレーが食べられるとあってこちらも大人気のようです。
次も大阪で人気店の一つである、「旧ヤム邸中之島洋館」をご紹介。
空堀商店街にある民家を改築した風情ある店も好きですが、こちらの洋館のシチュエーションも捨てがたいものがあります。
なんだかこの空気感が心地よいですね。
ランチのカレーは数種の組み合わせから選ぶ事ができます。
カレーの組み合わせが何通りもあるので、自分好みにカスタマイズできるところが素敵。
大阪で人気のお店の一つの特徴には、やはりスリランカカレー旋風の影響を受けているのか、副菜が多いことです。
あと、カレーにカレーを組み合わせるスタイルと色々混ぜながら食べるというスタイルは大阪人気店での共通要素でしょうか。
脂分が少なく食べやすい感じがします。こちらは和出汁を使用しているとの事ですが、前述の鰹出汁はモルディブフィッシュによく似ているので、スリランカのカレーと感じてしまうかもしれませんが、スリランカカレーよりもクセが少なく、マイルドで食べやすい感じがします。こちらも最終的には全部混ぜ混ぜして頂きます。