新緑に囲まれた気持ちいいコース

コースは全体的にフラット。「これはキツい」と思うほどの坂道は無いでしょう。強いて言えば、前半緩やかに登り、後半は下っていくイメージです。

“杜の都”と呼ばれるだけあり、本大会のコースも緑に溢れていました。定禅寺通りをはじめ、左右を新緑に囲まれたコースで走っていて気持ちよく、木陰は涼しくて走りやすく感じました。当日は暑かったのですが、木陰がまるでオアシスのように思えたほどです。

仙台駅や陸上競技場付近を中心として、沿道にはたくさん応援の方々もいらっしゃいました。そして何度も折り返しがあるので、他選手とすれ違えるのも嬉しいポイント。トップ選手の走りを間近に見たり、仲間と挨拶やハイタッチをしたり。皆さん、思い思いに大会を楽しんでいました。

テンションの上がる競技場ゴール

そしてゴール地点は競技場内のトラック。青く反発のあるタータンを走ると、なんだか自然にペースアップしてしまいます。“競技場トラック”という特別な空間が、疲れを忘れさせてくれるのかもしれません。

結果、私は自己ベストを3分ほど更新することが出来ました。走りやすく清々しいコース、そしてたくさんの応援。楽しむのにも記録を狙うのにも、適した大会ではないでしょうか。毎年クリック合戦になる人気大会ですが、気になる方はお早めに予定レースとしてリストアップしておいてください。

“走る”フリーライター。スポーツを中心に、IT・WEBやビジネス関連などで執筆。「人生をアホほど楽しむ」がモットーのノマドワーカー。マラソンやトアイアスロンが趣味で、100km超のウルトラマラソンにも頻繁に出走。ときどき仮装ランナー。2児の子を持つイクメンとしても奮闘中。ナレッジ・リンクス(株)代表取締役。葛飾区堀切中学校・陸上部コーチ。1983年生。