ドンウ
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ラストスパートは、発売初日にオリコンデイリーチャートで1位を獲得した最新アルバム『BEST OF INFINITE』のアルバムアートワークと同じ黒の衣装に着替えて、日本語曲パートに突入。アルバムに初収録された『PARADISE(JP ver)』、そして彼ららしいシンクロダンスが特徴の新曲『D.N.A』は、今回のツアーが初披露となる目玉曲。ラストの『BAD』では、ソロダンスが日替わりで行われるが、この日はソンヨルが担当し、本編が終了。

彼らのデビュー曲『Come Back Again』の歌詞を用いた「トラワ(帰ってきて)コール」が響く中、全身真っ白な衣装でアンコールに登場した7人。「ク ヘ ヨルム(あの年の夏)3」のために作られた新曲『あの年の夏 2番目の話』(久々のSweetune曲!)では、当時メンバーたちがギャグとしてよく使っていた、エルが出演した日本のドラマの中国語のセリフ「ウォチャイチョリ(僕はここにいる)」に歌詞を替えるおふざけからスタート。こういう、メンバー同士のちょっとした遊びや、椅子に座って歌う演出なのに、ホヤがひとりでダンスを楽しんいたりする自由さもINFINITEらしさ。

そして、最後の挨拶でもINFINITEらしさで会場が満たされる。「今日、楽しんでステージができました。これからもずっとみなさんとステージを一緒に作りたい。今日もみなさんの夢で逢いましょう! 大好き!」とソンジョンがかわいらしさを炸裂させた。エルが「後半でヒザを痛めてダンスが上手くできなくてゴメンなさい」とファンに詫びると、ファンから大きな「ケンチャナ(大丈夫)」コールが上がり、ウヒョンは「ダンス担当は別にいるから、大丈夫」と、それを笑いに変えてくれる。「明日ゆっくり休んで、残りの公演頑張ります。これからもずっと傍にいます。みなさんも僕の傍にいねて」というエルの言葉には「キャー」という大歓声。

いつも笑顔、ムードメーカーのドンウは「僕にとっての理想の父親像は、僕の父。僕も父のようになりたいし、父のような素敵な人生を歩みたい。父は今、入院していて具合が悪いんです。人にはそれぞれの寿命があるけど、父はそれが少し早いようです。今日、一瞬一瞬、燃え尽きることができました。みなさんと会う瞬間すべてが大切。そう思えるようにしてくれた家族と、INFINITEメンバーに感謝したい。みなさんも今を楽しんで! 明日は明日です。今は今。本当にありがとうございます」と突然の告白。

それをきいて、ウヒョンは「ドンウはお父さんのことで辛い思いをしてるのに、コンサート中や僕たちの前ではいつも笑顔。胸がしめつけられる。元気を出せるように、大きな拍手をお願いします。人は誰でも痛みを抱えている、それを分かち合って、一緒に乗り越えていくことが大事。僕たちはみなさんを心の支えに打ち勝ち、頑張れる。だからみなさんも大変なときは、僕たちの寄りかかって頼ってほしいです」と、すべてをファンに正直に伝えた。メンバーを気遣い、ファンに心からの愛を伝えるのもINFINITEらしさだ。

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