「雰囲気が沈みましたけどドンウさんが“今、この瞬間を楽しもう”と言いましたよね。みなさんに僕が伝えたいのは僕のソロ曲“PICK ME”で、“ジャンプして!”ってこと」とソンヨルがすかさず空気を変える。
「ドンウさんがエネルギーをもらえるように、全員で今、ジャンプして!」とファンと一緒にジャンプ。「家に帰ったらSNSにソンヨルがジャンプしてって言ったらジャンプしてねって書き込んでください」と笑わせ、ソンギュとホヤは、『24時間』や『BACK』の日本語歌詞をセリフのように読み上げてさらに笑わせる。
ホヤは「日本でライブをするたびに、楽しさ、感想、幸せといった様々な感情が沸き起こり、学ぶことが多い。みなさんは僕らにとって、学校のようで……」と話し始めると、エルが「あの~ホヤさん、面白くないです」とツッコミを入れ、それを見ながらソンギュがファンを上手く盛り上げるのもINFINITEのチームワークであり、ファンとの自然な一体感を感じさせるもの。INFINITEにとってファンとは一番近い存在、一番の友だちのようなものなのだ。なかなか日本活動ができなくても、ライブで愛を倍返ししてくれるINFINITE。この距離感、このストレートな愛を知ってしまうとINFINITE沼にハマってしまうのだ。
ラストソングとなった『As Good As It Gets』では、前方のファンとハイタッチ。客電が上がり明るくなった会場を愛しそうに見つめながら歌うINFINITEメンバーたちの表情が印象的だった。
本国ライブでは、日替わりで楽曲を1曲替えたが、日本公演は日本オリジナル曲『LOVE OF MY LIFE』に固定されたのが残念だが、アンコール含め23曲、約3時間の濃密な時間となった。新しいグループが次から次へと出てくる中で、「INFINITE健在!」と、改めて感じられるライブだった。
なお、本ライブでもカムバックティザー(予告映像)が流されたが、INFINITEは9月19日に韓国で新曲をリリース予定。実に1年超ぶりの韓国活動にも期待が高まる。
※ライブ翌日の9月2日に、ドンウのお父様が亡くなれました。ご冥福をお祈りいたします。
★雑誌『韓流ぴあ 10月号』(9月21日発売)の表紙はエルです! お楽しみに!!
INFINITE日本ツアー「ク ヘ ヨルム(あの年の夏)」セットリスト
9月1日@東京・豊洲PIT
1. あの年の夏
2. MEMORIES
3. Between Me&You(マジュボミョソイッソ)
4. MAN IN LOVE
5. 任せて(マッキョ)
6. COVER GIRL/24時間(JP)/Come Back Again/白い告白
7. 少女 ※エル
8. BOYFRIEND ※ソンジョン
9. STAND BY ME ※ウヒョン
10. サシルン ※ホヤ
11. ALIVE ※ソンギュ
12. マウメムッタ ※ドンウ feat.ウンビ
13. PICK ME ※ソンヨル
14. SHE'S BACK
15. NOTHING'S OVER
16. LOVE OF MY LIFE(JP ver)
17. Be mine(JP ver)
18. PARADISE(JP ver)
19. D.N.A(JP ver)
20. BACK(JP ver)
21. BAD
<アンコール>
22. あの年の夏 2番目の話
23. As Good As It Gets