書籍『トップアスリートに伝授した怪我をしない体と心の使いかた』によると、首筋の筋肉「胸鎖乳突筋」がポイントとなるよう。

というのも、しかめっ面になっている時のように、奥歯をかんで顎と首筋に力を入れていると、この首筋にある「胸鎖乳突筋」が緊張状態になります。

胸鎖乳突筋も鎖骨に付着しているので、胸鎖関節を視点とした鎖骨の動きに制限をかけ、肩と腕に力みをもたらします

出典(トップアスリートに伝授した怪我をしない体と心の使いかた)


この奥歯をかんだ状態で「胸鎖乳突筋」を緊張させたまま腕を真横に挙げると、鎖骨の後方移動が制限されることを実感できると同書で語られています。

実際にやってみると、確かに動きにくさを感じました。しかめっ面で練習に励んでいると、自然と動きを制限しているんですね。

どうしても、緊張してしまう場面はあるかと思いますが、苦しい練習中でも笑顔を大切したいですよね。

同書ではもう1点、「胸鎖乳突筋」を緊張しやすくするケースを紹介しています。