フェリーで広島市内へ

今度は先ほどのフェリーとは違うコースの高速船「ひろしま世界遺産航路」に乗船します。

コースが違うので、景色もガラリと変わります。

途中、人懐っこいカモメがずっと伴走してくれるので、そのカワイイ姿を眺めて楽しめます。 

元安川と太田川の合流地点からは、昨年オープンしたおりづるタワーと原爆ドームが見えてきます。

 

太田川から見た原爆ドーム #広島 #mimot. #原爆ドーム #スマホ女子 #lcc女子旅

牡丹餅 あんこさん(@botamochianko)が投稿した写真 - 2016 12月 27 7:53午前 PST

4.平和記念公園

【原爆ドーム】

原爆ドーム

「原爆ドーム」の建物は、チェコ人のヤン・レツルの設計で建てられた当時は「物産陳列館」と言う名称でした。

正面中央部分には5階建ての階段室があり、その上にあるドームの形は一見丸く見えますが、実は「楕円形」です。完成当時はその珍しい建物の出現に、市民が大変驚いたと言います。

確かに今私が見ていても、そんなに昔の建物なのかと疑問に思えるほどハイカラな創りをしています。

館内で焼き立てのバームクーヘンを売っていたのは、神戸の老舗洋菓子店で知られる「ユーハイム」の創始者カール・ユーハイムさんなのですが、あまり知られていません。

【原爆死没者追悼平和祈念館】

「原爆死没者追悼平和祈念館」では、原爆による死没者の尊い犠牲を銘記し戦争の悲惨さを全世界の人に継承するとともに、永遠の平和を祈念しています。

5.おりづるタワー

【1Fは物産の販売とカフェ】

一階はお土産ショップの「SOUVENIR SELECT 人と樹」があります。

お菓子や雑貨、銘酒など、厳選した広島土産を豊富に取り揃えています。

ひろしまのお土産がいっぱい

「握手カフェ -PARK SIDE-」では、スティック状のお好み焼き「オコス」、揚げたて生ポテトチップス「ナマチ」や「オコモコ丼」など、「おりづるタワー」オリジナルメニューがあります。

ちなみに、「ナマチ」は、広島菜グリーンカレーディップや、瀬戸内レモン・広島菜ピクルス入りのタルタルソースといった広島の食材を味わえるオリジナルディップも提供。

他にはないカフェメニューがあるから、抜け目なく「広島グルメ」を楽しめます。

【ひろしまの丘】

おりづるタワーの最上階には広島の街が一望できる「ひろしまの丘」があります。 

メッシュで囲まれた開放的なフロアでは、広島の風を感じることができます。

広々としたウッドデッキ

ウッドデッキが気持ち良くて、思わず大の字になりたくなります。

メッシュ越しに、平和記念公園や世界遺産の「原爆ドーム」などを上から眺めることができます。

同フロアにカフェも併設されているので、アルコール類やスムージー、ソフトクリームなども味わえますので、絶景を眺めながらの休憩スポットとしてもおススメです。

【「おりづる広場・おりづるの壁」】

12Fは「おりづる広場・おりづるの壁」があり、おりづるタワー専用の折紙で折ったおりづるを「おりづるの壁」に投入するなど、ココでしかできないコンテンツを体験することができます。

【スパイラルスロープ『散歩坂』】

一階へ移動する時は、広島の街を眺めながら下れるスロープと階段の他に、滑り台があります。 

滑り台を使って下まで降りることができる

エレベーターだと一瞬で到着してしまうので、帰りはのんびり景色や滑り台を楽しみながら下るのがおススメ。

【「SOUVENIR SELECT 人と樹」】

 一階に到着したら、先ほどの「SOUVENIR SELECT 人と樹」でお土産を購入します。

私がイチオシしたいのは、呉市広町(広島県南部)の蒲鉾屋さんで生まれたポピュラーな天ぷら「がんす」です。

がんすは広島っこのソウルフード!

「がんす」は、広島県民のふるさとの味だそう。

お酒のおつまみにもいいのですが、パンにサンドして食べてもとても美味しいんです!

タルタルソースやポテトサラダとの相性もいいので、朝食・昼食・夕食などどの時間帯に食べてもOK!!

それから「旅行の友」も、広島では地元の人ならだれでも知っているふりかけです。

旅にもふりかけを持って歩く・・・・なんかカワイイですね(笑)

その他にカープグッズなど、広島ならではのお土産がいっぱい。

牡蠣も美味しそうだし、お酒も美味しそう♪ 広島のお土産を購入するなら「SOUVENIR SELECT 人と樹」がおススメ!!

■おりづるタワー
〒730-0051 広島県広島市中区大手町一丁目2番1号
TEL:082-569-6200

おわりに

いかがでしたか?

美味しいグルメに美しい景色など、観光にピッタリな「広島」をご紹介しました。

現在は平和になった広島ですが、 綺麗な景色の向こう側に、痛々しい過去の風景が今でも残されています。

悲しい過去と寄り添いながらも、美しく輝き続ける『広島』に、ぜひ一度訪れてみてくださいね☆

 フリーライター(たまにイラストレーター)として、雑誌やWebで執筆。現在はグルメ・旅の撮影や執筆、取材を中心にお仕事をしています。元飲食店オーナーだったこともあり、調理経験を生かして料理レシピやフードコーディネートも行っています。ブログ:『牡丹餅あんこのpoco a poco』