ママ友0人でも全然平気!いなくても育児に影響はありません!

ママ友0人はもはや珍しいことではありませんが、実際にママ友0人で育児をするママ達はどのように過ごしているのでしょうか。

過去にママ友トラブルに悩み、解決策として事実上ママ友を持たない選択をしたSさんと、ママが集まる場所が苦手で、最初からママ友は必要ないと割り切りながら子育てをするHさんに、ママ友0人生活のメリットとデメリットについて聞いてみました。

Sさん:過去にママ友数人から人格否定と思えるほどの悪口を影で言われ、それでもまだ私の話を聞いてくれる信頼できるママに、悩み相談をしていたところ、ある日を境にその相談をしていたママまで私を無視するようになったという経験があります。

信頼していたママにも裏切られるという結果に、半ば人間不信となり、実家の母にも相談したりしていましたが、「気にしない」「時間が解決する」と思っていても、子どもが通う幼稚園の送迎や行事のたびに顔を合わせなければならず、悩んでいました。

そんな時、SNS上で親身になって聞いてくれるママが現れ、以後はここで全てを相談することに。

SNSだけで繋がっていたママ友ですが、頻繁に会ったり顔を合わせたりする関係ではないことと、何よりも子どもが絡んでいない関係であったため、気を遣うことがなく何でも相談できる間柄となり、気持ち的にとても楽でした。

ママ友をなくした為、幼稚園の情報や子どもの情報があまり入ってこなくなったことはデメリットかもしれませんが、幼稚園の先生からの情報や子ども自身からの情報だけあれば子育てには支障がなく、私にとってはそれで十分でしたね。

Hさん:私は最初からママが集まる場所が苦手で、初めからママ友を作る気はありませんでした。しかしそうは言っても、子ども同士仲が良いとどうしてもお付き合いをしなければなりません。

しかし私の場合はいつもサラリと挨拶だけ交わし、相手のママのことや子どもの話題には敢えてこちらからは触れず、そして自分のことも話さずという態度を心掛けました。

その結果、「あの人は社交性がない」とか「あの人は付き合いが悪い」などと思われることがあったでしょうが、「あの人はそういう人だから・・・」と周りが自然にそう思ってくれるようになり、お誘いごとなども全く来なくなったのです。

私にとってはそれがとても楽でしたし、自分のとった行動による被害は全くありませんでした。

無視をしているわけではなく、また相手に危害を与えているわけではありませんでしたから、特に問題はありませんでしたが、ポイントは深入りしないということだと思います。

まとめ

このように、ママ友0人でも子育てをしている人は実際にいますし、0人で問題があるかと言えば問題ないと言っても過言ではないことが分かります。

理想は、頑張らなくても自然体で接することができるママ友ばかりがいることでしょうが、ママにもさまざまなタイプがあり、全ての人とうまくやっていくことは難しいものです。

大人ですから、誰に対しても合わせることは出来ますが、神経をすり減らしながら頑張って良好な関係を維持しても、それが子どもにとって本当にプラスになるかどうかは正直分かりません。

子どもは、ママ友関係で疲れ切っているママを見たいでしょうか。

ママ同士が仲良くなければ、子ども同士は仲良くなれないのでしょうか。

今一度胸に手をあててよく考え、無理して関係性を維持することのメリットを見つけてみてください。

それほどメリットを感じないようでしたら、無理してまでママ友を作る必要はないのではないでしょうか。

「ママ友を持つ選択」と「ママ友を持たない選択」

どちらを選んでも、それぞれどちらにも幸せはあるはずです。みんながハッピーな育児環境の中で子育てが出来るよう、心よりお祈りいたしております。

<参考>PR TIMES「『ママ友とのトラブルに悩んでいる』は5人に1人。「育児・教育に対する考え方の違い」がトラブル理由の半数以上

ライター。不動産会社に10年ほど在籍し、賃貸営業、賃貸事務、売買仲介、売買仲介事務、不動産管理営業、不動産管理事務など幅広く経験。現在も不動産会社で勤務しており、おもに賃貸仲介をメインで活動中。好きな言葉は、「根拠のない自信はおおいに結構。それを裏づける努力をするべし」。二児の母でもある。