男の子育児が楽になる考え方とは
男の子の育児はママにとって大変さが伴いますが、ママが男の子の本質を理解して、それを受容し、さらには褒め方や注意の仕方を意識すれば、少しは楽になるはずです。
それではまだまだ楽になったとは思えないママ達に、さらに楽になる考え方があると「男の子のしつけに悩んだら読む本」の著者である原坂一郎さんは言います。
「好奇心を10秒満たしてあげる」と、男の子は落ち着く
とにかく「これだ」と思ったら後先考えずに行動してみたくなる男の子の好奇心を満たしてあげ、落ち着かせてあげるには「10秒」必要だということ。
命の危険が伴うことではない限り、イライラしても10秒は口を出さずに我慢をして見守ることで、男の子の心は満足するそうです。
「~になったらどうしよう」の9割は起こらない。心配するだけ損
男の子に対する心配事と言えば「怪我をしたらどうしよう」「喧嘩になったらどうしよう」というものですが、親が心配しているほど、子どもはそのような結果を持ってこないということ。
そんなに頻繁に怪我もしませんし、喧嘩になったりもしません。子どもなりに回避する方法を考え行動するものです。
つまり、心配すればするほど神経をすり減らすだけであり、損だということですね。
迷った時はどちらを選んでも大正解。ポイントは選んだ方を後悔しないこと
子育てには迷いはつきものですが、こちらを選んだから不正解だということはなく、どちらを選んでも正解だということ。
子育てに正解がないと言われているのがそれであり、どちらも正解だから思った方を突き進めば良いのです。
やっぱりあっちを選んでいれば良かったと思っても、選ばなかった方も正解ですから、後悔することなく選んだものに対して前向きに進む方が良いということですね。
「一番の願いは叶っている」ことに感謝
子どものためにあれこれ悩み、自分が思ったようにならなくても、子どもが健康で元気にいてくれればそれで良いではないですか、ということ。
親にとっての一番の願いは「子どもが健康で元気であること」であり、勉強が出来る子でも、スポーツ万能な子でもありませんよね。
まずは親として一番の願いは叶っていることに感謝する気持ちを持っていれば、子どもがどんな状況であっても、イライラせず大らかな気持ちで見守ることができます。
まとめ
このように、男の子をしつけるポイントは「しつけないしつけ」を心掛けることです。
「しつけないしつけ」とは、男の子の本質を理解してそれを受容し、褒め方や注意の仕方を意識して、大らかな気持ちで見守ること。
そして、今回ご紹介した「男の子の育児が楽になる考え方」を持って育児に挑めば、さらにしつけないしつけができるはずです。
最後に、「男の子のしつけに悩んだら読む本」の中で原坂さんは、「母親は95%今のままでいい。5%だけ変われば子どもは50%変わる」と言っています。
ママは基本的には今のままで良いのです。
男の子育児のポイントを少しだけ意識して行動すれば5%くらいはすぐに変われます。
その5%の変化が、男の子に50%の変化をもたらすほど「男の子はママの影響を受けやすい」ということですね。
今日からしつけないしつけで、男の子の育児を楽しんでみませんか?