ダイジェスト映像終了後の最初のコーナーは“「2PM WILD BEAT」メモリアルトーク”。始めにテーマが発表され、それに関連した映像が流れてその裏話を語ってもらう、というもの。1番目のテーマは「孤独は夢を生む」でテギョンが登場。海辺でキザなトークをかましながら1人の時間を満喫するテギョンだったが、強風にあおられて傘をおちょこにしたり、顔面に傘や波の直撃を受けたりで、キメられない男の悲哀映像が流された。

これを見た3人は、「理解ができないですね」(チャンソン)、「普段はずっと愛嬌なのにね」(ウヨン)、「どんな気持ちでこんなことを言ったのか。理解できなくもないけど、かっこいいとは思えないです。ちょっと惜しい感じ(笑)。もっと演出が必要です」(ジュノ)となんとも辛辣。続く映像は、「年をとったらオーストラリアに住みたい」とのテーマで、海辺で波とたわむれるジュノ。テギョンとは違って何も話さないジュノだったが、それを補うかのように照れくさいセリフの字幕がこれでもかとつけられており、会場も苦笑モードに。これを見たジュノが「これは僕の心とは違います! 僕は海が好きで、ただ入っただけなのに。あれは演出ですよ。『僕を捕まえてごらんよ~』とか僕は言っていません!」と弁明。

すると、ニヤニヤしたチャンソンが「素敵な映像をありがとう」と、ジュノをさらに追い込んでいた。3番目の映像は「目的は目的地に到着することではなく、全員で共有する過程や時間である」というウヨン。メンバーを率いるウヨンのキリッとした映像と表現力豊かなセリフの数々に「さすが、シンガーソングライターですね」と古家氏。それを横目に、自分の映像との扱いの差に納得がいかないジュノは口を“3”の形にとがらせる。すると「さっきの映像もジュノの魅力を感じたよ」と、実にいい顔でチャンソンがコメント。またもや会場は大爆笑だ。

4番目は「ウゴー(コアラの鳴きマネ)」というテーマ。コアラと触れ合うテギョン&チャンソンの映像が流れる。テギョンはコアラとキスするミッションをサクッと成功させるが、チャンソンは、なぜかコアラにことごとく拒否されるのだった……。古家氏が、チャンソンにコアラの鳴きマネをしてほしいお願いすると、座っていた長椅子からわざわざ降り、地べたに座り込みながら、もっさりした表情で「ウゴォォォォォ」。その熱演(怪演?)ぶりに古家氏は「今、会場に入ってきた人は、(チャンソンが)具合が悪いのかなって思いますね」とバッサリ。しかし、その芸達者ぶりには会場も「ほー」と感心しきりだった。

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