妊娠後期のカラダで、最大のストレスって?

ツワリとか、足がつるとか、胃が圧迫されて思う存分食べられないとか、腹ばいで寝られないとか、当然、妊婦のカラダは普段と違うワケですけど、そういうものだと思えば、基本的には過ぎ去るのを待つなど、うまいこと共存していく方向に考えていたので、基本的に「ストレス」と感じることはありませんでした。

唯一で、最大に「あーーーーこのカラダ不便!」とついイライラしたのは「自分で思うように動けない」こと。

わが家では、家電製品の配線やネット回線はもちろん、そこそこ大掛かりなDIYも当時は完全に、私の担当。ということは、引っ越しとなると、そりゃぁもう作業がいっぱいあるじゃないですか。

もともと私は、「ダンナが帰ってきたら運んでもらおう」と待つくらいなら、「ちょっと重たいけど自分でやっちゃえ」と思うタイプ。

ダンナと私は休日がバラバラなので(私=週末休み、ダンナ=不定休)、自分の休みに「今! 今やりたい!!」と思ったら自分でやるしか選択肢がないんですね。

だからこそ、妊娠後期の体の動かなさ加減はとっても不便でした。そして自分の体以上にイライラしたのは、「ダンナに指示が(こちらの意図が)思うように通じない」ってやつですかね…。

自分の体を使えばあっさりできるのに、ダンナの体と頭を使わなければいけないこのジレンマ。

引っ越しで発生したDIYをダンナにやってもらったけど、これは二人羽織か!! と、そりゃぁもう憤りました(笑)。全然こちらのイメージが共有できなくてですね…イライラしたわ…。

でも、そんな経験があったおかげで、「いかにこちらのイメージをダンナに伝えるか」というスキルはちょっとアップしたかもしれません(今思えば笑)。

出産したからといって、自分の思うように動ける生活が戻るか、といったらそうでもなかったですし、

むしろ、産後クライシスを回避するためには、いかに日々のルーティーンワークにダンナを巻き込むか、が最大のポイントとなるワケですからね。

あれは、産後のための修行期間だったのかもしれないな…。うまくできてる…(笑)。

ビジュアル的にも「ワタシ、カラダ動かない!」というのが一目瞭然なので、ダンナも比較的スムーズに動きそうですし、ダンナに「動くクセ」を付けさせるなら、妊娠中から仕込み始めるのがぴったりかもしれません。

それに妻側も、自分の体が動かしずらいうちに「ダンナに任せる」ことに慣れておくと、産後のメンタルが少し軽くなるかもしれないですね。

横浜を愛する母ちゃんライター&エディター。エンタメ、レジャー、ビューティ、ウエディングに終活まで、幅広いジャンルの編集を手がけ、出産を機にライター業もスタート。活字中毒で、歴25年を超えるLUNA SEAのSLAVE(Jスレ)。趣味は、神輿やハーレー(ダンナの後ろ)、家庭菜園など。Instagram 

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