どれくらい水分補給をすればいい?
勝俣:水は絶対に飲んだ方がいい!
上野:できればその都度、飲むくらい。
勝俣:サウナの前に1リットル水を飲む。
竹下:スポーツもそうなんですけど、汗をかく前に飲む。
勝俣:サウナ出てのどが渇いていたら、明らかに水分が足りてない状態なんです。
MAO:水分って吸収されるまで遅いんだよね。
竹下:のどが渇いたっていう状態だと遅い。
勝俣:水分が吸収されるのに30分かかるんです。飲むなら水か麦茶がいいです。
竹下:脱水でサウナから出る状態を、追い込んでると勘違いしているんです。のど渇いた、汗かいてる、熱いっていうのを、追い込んでると勘違いしないでほしいですよね。
究極はのども全然渇いていない。乾燥もあまりしていないっていう。身体だけが熱くなるっていうのが理想のサウナなんじゃないかな。
MAO:痩せたと感じても、減量の時の水抜きの効果が出ているのと同じなだけなので。実際は痩せたっていうのはちょっと違うかな。
勝俣:普通に水飲んだら戻っちゃいますからね。
上野:ただ代謝がよくなるんで、痩せやすくはなる。ストレッチとかの効果と一緒です。
サウナに行った時におススメの飲み物は?
勝俣:オロナミンCとポカリスエットを混ぜたオロポっていう飲み物があるんですよ。
竹下:サウナ後に呑むのが良いと言われてる必要な栄養素全部入っています。
勝俣:自分で二本買って作るのもいいですし、場所によっては食事するとこにあります。
上野:「オロポセット」ね。
竹下:めっちゃうまいんですよ。ジョッキに氷入れて出てくるんですけど。
勝俣:僕最近思ったのが、ポカリスエット少な目。オロナミンCを多めにした方が美味しかった。
竹下:割合を変えるのか。僕なんかはポカリをだいたいラベルの上まで飲むんです。するとちょうどオロナミンCが一本入るんです。
MAO:味はほぼ『MATCH(マッチ)』です。
上野:ははは。マッチでいいじゃん。
勝俣:ポカリは吸収力がいいんで、それにビタミンCのサウナ後に必要なものがある。
上野:じゃあ、差し入れ今度からオロポで。
サウナデートをする場合、メイクはどうすればいい?
竹下:女性はメイクしたまま入る人も多いみたいですね。これは僕のイメージですけれど、毛穴から汗を出していきたいんで。
ファンデーションってどうしても汗を抑える成分が入ってるじゃないですか。汗をかきづらい気がしますね。男女一緒にサウナに入ることってないので、すっぴんで入って、またメイク室で直すっていう。
勝俣:フィンランドのことわざで、「サウナから上がった時が一番美しい」っていう。
全員:ははは!
竹下:そのまんまやん!
勝俣:化粧はせずにありのままの姿で出てきてほしい。
竹下:よく男子が言う「すっぴんでええやん」っていうのは女性には通用しないんですよね。
勝俣:その気持ちはわかるよ。
上野:(メイクを)取る方がマナーとしてはいいかもしれない。
食事は入浴の前?後?
勝俣:サウナ前は基本、ご飯はやめておいた方がいい。
竹下:お風呂前のご飯はNGです。いい消化したい血液が、他のところに行っちゃうんで。
僕らもそう言いながら、サウナの前にラーメン食ったりしてるんですけど(笑)基本は満腹にはしないようにするほうがいいです。
勝俣:「食後すぐの入浴はお断りします」って書いてあったり。施設によっては、お風呂も本当はご飯を食べたら2時間開けなきゃならないっていうのがあるんですよ。
MAO:なんとなく気持ち悪くなっちゃう。サウナの中で。
竹下:運動前にご飯食べないじゃないですか。運動するのと同じなんで。
MAO:サウナですっきりした後に食べるご飯、美味しい。
上野:めっちゃお腹すくんですよ。
竹下:多分カロリーめっちゃ使ってるんですよ。熱いところいるだけでも。
勝俣:なぜか辛いもの食いたくなるんですよ。
上野:塩分出てるからですかね。
勝俣:そうすると麻婆豆腐とか。
竹下:だいたい麻婆豆腐。
勝俣:辛い物食べてまた汗かいて、またシャワー浴びなきゃみたいな。
竹下:俺らこの二時間今まで何してたんだみたいな(笑)
裸になるのが恥ずかしかったら?
竹下:サウナはいる時は、恥は捨てるべき。
勝俣:僕もみんなとお風呂入るのは嫌だったんですよ。でも行ったら気にならなくなった。フィンランドではサウナはみんなと仲良くなるツール。裸って肩書がない状態でつきあうわけじゃないですか。
竹下:自分が思っているほど自分のこと見てないですから!
勝俣:フィンランド大使館って、国会にサウナを使うくらいなんですよサウナで国の話をするんですよ。
竹下:あと1、2年くらいで勝俣はフィンランドに行きますね。
上野:絶対行く(笑)
まだまだ話題は尽きず、ずっと喋りっぱなしだったDDTサウナ部のメンバー。リングの上では熱い戦いを繰り広げている彼らですが、サウナの話になると和やかなムードに。
みなさん、この記事を読んでいると、すでにサウナに行きたくなっていませんか?ぜひ、サ活の参考にしてみてください。
取材協力:DDTプロレスリング・ プロレス&スポーツBarドロップキック