サウナを出るタイミングは?
竹下:サウナを出るタイミングで僕がよく言うのは、飽きたら出るっていう。最初は体が冷えてる状態で入るので、温かいところに入ると気持ちいいんですよ。
気持ちいい間は時間が過ぎていくのも早くて。テレビがあるところだと集中して観れるというか。でも「熱いな」って思ってくると、時間の経過が遅い。
勝俣:確かに確かに。
竹下:これはもう「飽きてきたな」って思ったら、僕は出ます。
勝俣:初心者に言えるのは熱くなったら出る。
MAO:本当、無理しない。サウナは我慢大会ではないので、無理をしない。
上野:ちょっと無理すると気持ちいいんですよね。
全員:ははは。
勝俣:慣れてきたらね。初心者は絶対に熱くなったら出てください。時間で言ったら6分とか8分とか。意外と短い時間でいいんです。
竹下:感覚ですね。サウナも強い人と弱い人っていると思うんで。強い人だと1セット12分は絶対入るって人もおるし。
勝俣:僕の入り方は1セット目は6~7分くらい。2セット目はそれより1分くらい長く。3セット目の最後のセットは12分入る。
竹下:トレーニング用語でいうアセンディングセット方式ね(注:筋トレの方法)。
上野:全然誰にも通じないと思うけれど(笑)
勝俣:最後に追い込む!
竹下:俺はピラミッド法。最初上げて、最後はこうだれてきて、「もうええわ」って。筋トレもサウナも自分の体を使うって部分で一緒なんですよ。体の変化を楽しめるもんじゃないですか。
そういう意味で、同じなんだなって思います。
交互浴、最後はどっち?
竹下:人によりますね。季節にもよります。外が寒い場合、水風呂で冷えた状態で上がっちゃうと寒いまま。
上野:サウナは水風呂のあと、休憩が最後。
竹下:僕なんか、最後に湯船に入る。水風呂でもう一回冷ましてから出る人もいれば、休憩のまま上がる人もいるんですけど。
勝俣:休憩のまま上がっても、意外に服を着ると汗をかくんだよね。体内が温かいから。
MAO:最後、水風呂で締める人もいるし。脱衣場で汗だくになっちゃうからね。
竹下:外が夏で暑いと、水風呂で体を冷やした状態で上がる。外の暑さで、サウナに入ってる状態になる。冬はもう一回、サウナかお風呂にちょっと入って上がる人が多い。
外が冷たいから、上がった後にもう一回「ととのえる」んで。
MAO:「ととのう」っていうのは日常のいろんなところに、潜んでいるんです。
「ととのう」って何?
竹下:今のサウナブームのいわゆる「ととのう」って現代語なんです。「ととのう」って言われる言葉は、いわゆるサウナトランス。脳が本当にね、揺れるんですよ。
勝俣:サウナトランス=ディープリラックス状態。凄くリラックスしている状態に陥るんです。
上野:それが「ととのう」ですかね。ふわふわしますよ。
竹下:体調に不安がある人にはお勧めできないけど。身体にすぐに害とかはないですけれど、結構危険な状態ではあります(笑) 血管の運搬作用なので。
サウナで、熱いところに入って、血管を拡張させて、それを水風呂で一気に収縮させる。おじいちゃんおばあちゃんがやっちゃうと、心臓が止まっちゃうようなことをしているんですよね。
上野:凄い動悸するもん。ドドドって(笑)
勝俣:めまいとか起きているのは脱水症状起きているんで。やりすぎもよくない。
竹下:具合が悪い時はだいたい脱水症状が多いですね。僕ら汗をかいて痩せたいわけではないので、「ととのってる」っていう状態になれたらいいなって。