確かにそうですね。圭さん演じる薬剤師の瀬野さんがあの展開になっていなければ、ツーショットのシーンは絶対になかったわけですから。
最初に台本をいただいたときは、本当に驚きました。
台本は、まだ第7話くらいの放送を見ている頃いただいて。私が出るのはその3話先だったので、台本を開いたときに、話の展開に衝撃を受けちゃって! マネージャーさんも元々ドラマを見ていたから、
「びっくりする内容だと思いますが…」
って、台本を渡されて、見たら
「えっーーー!! 何が起きてこうなっちゃってるのーーーッ?」
って、本当に驚きました。
元々ドラマを見ていた身としては、知れて嬉しいような、知りたくなかったような(笑)
--(笑)。撮影自体はいつ頃だったんですか?
ひと月前の「ミラチャイ☆」取材の頃には、もう撮影していて。
今回は本当に、ドラマの現場を勉強できたっていう感じでしたね。コロナの状況下で、ドラマを撮影するのは、これほどまでに大変なんだ、ってすごく感じました。
皆、常にフェイスシールドをして、もちろん役者さんも本番直前までしています。そういう環境では、演者さん、演出家さん、カメラマンさんへの信頼感や安心感がないと、作品は作り得ないものなんだ、って目の当たりにして。
今回、私は関わった役者さんも、それほどたくさんいたわけではなかったので、聞いた話なんですが、撮影前の待合室でも皆、間隔を空けて話していたりするそうなんです。
なので、コミュニケーションが以前よりも、取りづらい状況なのかなと思います。圭さんとお話するときも、2席分くらい空けて会話していましたし。
共演したことのある人ならまだしも、初めましての方だったら、心の距離を縮められないままになってしまう人もいるんだろうなぁ、って思うんです。
--「チームで作り上げていくものには、舞台裏のコミュニケーションが反映される」って、佐江ちゃんはいつも言っていますよね。
-
[最終回]宮澤佐江「ミラチャイ☆」連載ー9年間のラスト。あのとき想像した未来の答え合わせ、これからの自分
あのとき想像していた未来の答え合わせと、舞台に立つ佐江ちゃんが今、感じている矛盾。その矛盾に向き合って導き出した、これからの自分の在り方とは? そして「ミラチャイ」と交わした最後の約束。2013年から続いた「ミラチャイ」連載のフィナーレです!
-
[第59回]宮澤佐江、連載終了に向け9年間を振り返る「撮影では、より自然な私を」&ミュージカル『キングアーサー』出演決定で聞く【3】
連載9年間の最後の取材で、佐江ちゃんがお話してくれた内容を、今回と最終回となる次回でたっぷりお届けしていきます。今回はこれまでの撮影や、今楽しみにしていることについて。情報解禁となった『キングアーサー』に出演を決意したきっかけも聞きました!
-
[第58回]宮澤佐江、連載終了に向け9年間を振り返る「いくつもの壁。ぶつかり、気づいた大切なこと」【2】
2013年にスタートした「ミラチャイ」連載。今回は、佐江ちゃんが9年間の連載期間を通して“自分はここが成長したな”と、思うことを話してくれました。アイドル卒業後、まもなくして立ちはだかった壁を乗り越えながら、次第に気づいたとても大切なこととは?
-
[第57回]宮澤佐江、連載終了に向け9年間を振り返る「今につながる、人との出会いと仕事」【1】
ミラチャイ連載の9年間を振り返る1回目は、今に繋がるお仕事や、人との出会いに焦点をあてていきます。上海で活動できなかった時期を支えてくれた作品『クザリアーナの翼』や、地球ゴージャスさんへの思い。連載終了を発表した経緯についてもお話します。
-
[第56回]宮澤佐江、仕事・プライベートで訪れた旅での"出会い"と"出合い"(島根/小浜島 etc.)&「ミラチャイ☆」連載から大切なお知らせ
今回は、仕事やプライベートで訪れた旅のお話。昨年末に、お仕事で訪れた島根県。「初観戦ですっかりハマってしまった」という、Bリーグの素晴らしさを、自らもバスケ経験のある佐江ちゃんが、熱く語ってくれました。また、「ミラチャイ☆」連載から大切なお知らせがあります。