「テューダー朝」展示風景。左は「九日間の女王」の異名を持つ《レディ・ジェーン・グレイ》(1590-1600頃)。右は《エリザベス1世(アルマダの肖像画)》(1588)。スペイン無敵艦隊撃破を記念して制作されたとされる。
「スチュアート朝」展示風景よりゴドフリー・ネラー《アン女王》(1690頃)。イングランドとスコットランドを統合したことで知られる。

時代が移り変わり、現代に近づいてくると肖像画にも変化が現れる。写真の登場だ。

また、彼らの肖像画や肖像写真からは威厳が少しずつ薄れ、親しみをもたせる構図やムードが構築されていく。

ドロシー・ウィルディング撮影、ベアトリスジョンソン彩色《エリザベス2世》(1952年) 。エリザベス2世の即位直後に制作された。
ダイアナ妃の肖像も多く展示されている