ブライアン・オーガン《ダイアナ妃》 チャールズ皇太子との婚約を記念して制作された肖像画。現代的な服装の肖像画であることは当時話題となった
展覧会ナビゲーターは『怖い絵』シリーズで知られる中野京子さん
本展の展覧会ナビゲーターを務める作家・ドイツ文学者の中野京子さんは、開会式において、「肖像画はただ見ているだけではよくわからないことが多いです。けれども、描かれた方がどのような人生を送ったか、どのような人となりだったのかを知ると、突然生き生きと見えてくる。知識をもって観覧することで、より深い鑑賞体験ができるよう、会場内には多くの解説パネルを設置しています」と語った。
約500年の英国王室の歩みを肖像画でたどる展覧会。多くの歴史と物語を知ることで、よりいっそう展覧会が楽しめることだろう。
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